ココロ鉛筆【短編小説】
「…?」ミカは自分の部屋である物を見ていた。持っているのは…鉛筆と一枚の小さな紙。紙には、『ココロ鉛筆は、あなたの心と繋がっています』…この一言だけ書いてある。この鉛筆は、普通の文具店に売っていた物だ。他の鉛筆とは違い、何か不思議な感じがして、思わず買っていた。「説明書きの意味が良く分かんないけど…見た目は普通の鉛筆だよね…」ココロ鉛筆の見た目は、赤色で真ん中に小さくピンクのハートが描いてあるというデザインだ。「まぁ、使っていいか。」ミカはココロ鉛筆を筆箱に入れた。 こうして、ミカはココロ鉛筆をどんどん使っていった。「心と繋がっているなんて、やっぱり嘘じゃん!ジョーク商品だったのかな?」ミカは笑って言った。が、内心少し違和感があった。ココロ鉛筆を削るたび、何か消えていく感覚がある。まぁ、気のせいだよね…ミカは何度も自分に言い聞かせていた。 ある日、ココロ鉛筆が使えなくなった。小さくなりすぎたのだ。これ以来、ミカは笑わないし泣きもしない。怒らないし、驚かなくなった。理由はもちろん、ココロ鉛筆だ。ココロ鉛筆は心そのもの。鉛筆を削ったらもう元に戻らないように、ミカの心ももう戻らない。 ーーーーミカは今日も無表情で光の無い目をしながら、ただぼーっと前を見つめている。
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少し怖いですね。 ココロ鉛筆にいい利用方法はあるんでしょうか...? 自分の想像力では思いつきませんでしたが。
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