隣にいてよ、
「飲むか」 「…うん」 「顔ふけ」 「うん…」 私の未来、お先真っ暗だ ずっと好きだった人にチョコを渡したら目の前で捨てられる始末 そんな人だったってがっかりと、努力を踏みにじられた悲しさ アプローチも頑張って、いい関係になれたと思ってた …なのに今は学校一の不良に慰められる始末 もう、現実がどれかわからなくなった 「楠木君意外だね。こういうのはほっておくのかと」 「ここだけの話、俺少女漫画の犬拾うヤンキーにあこがれて不良になったから」 「…そっか」 楽しい気持ちで聞いてたらきっと、「えー嘘!?」なんてノリで聞けただろう でも私は今は今どん底状態だ そんな状態では聞けない 「佐藤、がんばってたのにな」 「なんで知ってるの」 がんばってたこと いくらあの人と同じクラスだったからといえ、なんでそんなことを… 「当たり前。お前のことずっと見てたし」 そっか… …え? ずっと見てた? 「知らなかった?まぁ、話したことねえもんな。お前がいつもあいつに頑張ってアプローチかましてんの見てっと、かわいいな、俺もされてーって思ったんだよ」 「…………それは」 「ごめんな、なんか佐藤に隣にいてくれって思ったんだよなー」 さっきフラれたばっかだけど、楠木君だったらいいかも…なんて でも…ほんとに… 「なぁ佐藤」 「隣にいてよ、…///」