ゆめ
ザアザアと押し寄せる波をぼうっと眺めていた。 空には隙間なく灰色が広がっていた。今にも雨が降り出さんばかりの天気だ。 目の前に果てしなく広がるのは濁った蒼色。潮風が私の髪を優しく撫でる。私の視界は一面がくすんだ色で満たされていた。 これは夢なんだろうか。こんな寂しげな海は見たことがない。 ふと、遠くの方に小さななにかが見えた。確認してみようと思い、裸足のままの足で砂浜をゆっくり歩いていく。 近づくにつれて、それが蝶であるということが分かった。ここの景色には似つかわしくない、宝石のような鮮やかな青色をしていた。蝶は何処に行くでもなく、パタパタとその羽を動かしてくるくると飛んでいるだけだった。 そっと両手を蝶の前へすくうようにして差し出せば、蝶は逃げずに私の掌に留まった。 よく見れば見るほど、この蝶がここに似つかわしくないことが分かる。ヒラヒラと揺れる羽は、真珠のように青く輝いていた。 と、その時。波がいつの間にか自分の足元へと来ているのに気が付いた。波は少しづつ私の足を濡らしていった。 無意識に、私は海の方へと歩みを進めた。何故だか分からない、けれどあちらへ行かなければならないような気がする。 水が腰まで浸かるくらいに歩いた時、私はそういえばと思い掌を確認した。 もう手の中には蝶はいなかった。 私は歩みを止めなかった。ただ、奥へ奥へと進んでいった。 砂浜には、海へと続く足跡と、潰れて粉々になった青い蝶が残っていた。 。。。。。。。。。。。。。。。。。 こんばんにちは!お豆太郎です! 今回は解説ナシです。ハイ。 良ければ考察していただければなぁと思いまする。おねがいしまする。 ヒントとしては青い蝶の意味とか、海の夢の意味とかっすかね。 最後に!ここまで読んでくれてありがとうございました!
みんなの答え
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考察してみました!的外れだったらごめん!
その少女は、悲しかった。 寂しかった。でも、自分の気持ちに 気付けなかった。 そこで海が現れた。 そして、青い蝶も…。 青い蝶は、思い出の蝶だ。 少女は気付けなかったが、 その思い出はキラキラ光る宝石の ように綺麗だった。 その思い出を取り戻したいと思い、 少女は、手へ招いた。 だが、蝶の意味を思い出せず、 その思い出を取り戻したい少女は、 海へと蝶を追いかけた。 やがて、時間切れになってしまった。 蝶の思い出は思い出せず、 消えてしまった。 この言い方にも変えられる。 思い出が悲しみの中へ消えてしまった。 だから、悲しみの奥深くに この思い出は眠っている。 私の考察は以上です。 お話面白かったです! では!
ボヤ~っとなら...
正直、難しいですが挑戦してみます! 調べたところ、海の夢→その人の心 青い蝶→神様的なもの だったので、そこから考えます。 海は濁った色、ということはその人は、何かに悩み、苦しんでいる。空も曇っていますから、少なくとも晴れやかな気分では無いでしょう。 青い蝶はその人の希望みたいなものかな?と思いました。 自分の悩みや不安など、マイナスの感情を表す海に入り(しかも、かさが増えていた)、希望?の蝶は潰れて粉々...。(蝶は主人公自身が潰した?) 主人公は、夢の中でさらに絶望に溺れていった。という感じを想像しました。 違うところもあったと思いますが、(最悪全部違ったかも)読んでいただけたら嬉しいです。
わかんなーい!
年下から失礼します。 読解力なくてほんとすいません(土下座) 表現がうまいですね!すごいよー! 表現力もなくてほんとすいません(土下座)
雲はおそらく心の状態
・雲は心が病んでいて、外の様子がわからず、自分を客観的に見えていない様子? ・蝶は心を癒す唯一の趣味? カウンセラーの意見? その趣味ができなくなったりカウンセラーの提案を実行しなかったので意味をなさなかった蝶は潰れた? ・足跡と潰れた蝶は自殺後に周りに大迷惑をかけていく様子? ・海は自らを殺すための場所?