好きだよの意味
僕には好きな人がいた。香澄(かすみ)と言う名の人で、すごく…天然でかわゆい。 でも、その子は同級生にも人気で、サッカーのイケメンキャプテンからも目をつけられていた。 見た目も可愛いし、当然モテると言うことは、先月のクラス替えの時からも察知していた。 でも、彼女は到底、僕にはかなわない場所にいた。同性からも異性からも好かれていてクラスのトップ的存在なのに、 放課はいつも次の授業の予習に黙々と取り組んでいた、いわゆる「すみっこぐらし」な僕が彼女に手が出るわけがなかった。 ある夏の日のことだ。 僕は彼女が他の女子とキャッキャしている声を聞いて、顔を赤くしながら、数学の単元の公式を必死にノートに 書き写していた最中のことだった。僕は前に人の気配がして、顔を上げた。 その顔を見た瞬間、息を呑んだ。 『彼女だ。』 明らかにこっちを見ながらニマニマ笑っている。さらさらな茶色がかった髪、白く艶々した肌、目は黒猫のように 真っ黒だった。 やはり遠くから見るより断然可愛い… 「ねぇ、なーに言ってんの?」 彼女は首を傾げた。 『やばい。「やはり遠くから見るより断然可愛い」って言っちゃった?思わず声に出ちまった…』 慌てて口を両手で素早く塞ぐ。その衝撃でシャーペンが床に転がり落ちた。 なぜか急に恥ずかしくなり、僕の顔は真っ赤っかになりながら、 「ぼ、僕はなんも言ってないから、、、っっっで、何か用ぉかなっっっ」 これではもう僕が言いましたみたいな反応になってしまった… 不思議そうな顔をして見つめる彼女から目線を外すと、周りの男子が不愉快だと顔がむすっとしていた。 「あのさ…本題に入るんだけど、あの・・・・・・・・・・・・・・私好きなんです!」 『………え?』 クラスの男子が拍子抜けした顔に。 僕も最初は信じられないと思ったが、まさか両思いだったなんて。 「あの僕も香澄さんのこと…」 「いちごが!私っいちごが好きなんです!甘くてジューシーで…」 ……は? これはハメられた。好きですって、いちごのことね…最初に主語言ってくれよ…。 「あはは、あは、あははぁ…はぁ」 僕は苦笑いしながら心の中で「運命」の音楽をかなでながら、寂しく、 「そうなんだね…」 呟くと風船の空気が抜けたようになった。 クラスは大爆笑。 『だからなんかこそこそしてると思ったんだよ…』 やられたと、おでこに手のひらをあてた。 しかしその翌日から一方的に香澄が話しかけてきて、デートもした。夏の花火の下で彼女の 「好きです」 の言葉が最後の花火と共に鳴り響いた。
みんなの答え
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女子でもキュンとする!!
香澄の最後の「好きです」はどういう意味? マジの告白!? きゃあ~!!!!!!!!!!!! 花火をバックに告白なんてロマンチック! 私、好きなんです。 こういう小説が! 大好きです。きゃっ。
よき
最後の『好きです』は本当だったのかな…? キュンキュンですねっ/// 私も小説書いてるんですけど、こんなに上手く書けないです…泣 面白かったです!凄いです! また、お話書いてほしいです! 応援してます・ω・>