ー〈削除しました〉ー (ホラー)
もう、夏だね。夏といえば、怖い話。私はそこまで好きでもないけど。 何?君、聞きたいの?なら、ちょうどいいのがあるから聞かせてあげる。怖いかどうかはわからないけど。 これは、半年前の話なんだけどね。 クラスにAちゃんって子がいたの。その子は、はっきり言って、あんまり好かれてなかった。いつも自慢ばかりだし、いじめをしていた、なんて噂もあったからね。本人は否定してたけど。 その子は、放課後、係の仕事でたまたま学校に残ってた。そこで、見つけたんだ。 青色のノートを。 青って言ってもほぼ紺色なんだけどね。サイズは手帳ぐらいの手に収まる大きさ。 Aちゃんは、そのノートを拾って、迷わず中を見た。場合によっては、捨てたり破ったりするつもりだったのかもね。 そのノートはプロフィール帳だった。知ってるかな?仲良しの子にプロフィールを書いてもらうの。 でも、拾ったそれは普通のプロフィール帳じゃなかった。Aちゃんも気づいたよ。そりゃ、そうだよね。だって、クラス全員分あったし、文字が全部同じ形だったから。その人自身に書いてもらうのに、全部筆跡が同じなんてありえない。 しかも、書いてある内容も妙だった。 おしゃれで清楚な感じの子の一言の欄が「モテたい」。クラスのお調子者の性格の欄は「恥ずかしがり屋」。 全然、Aちゃんのイメージと違った。 これが、本性ってこと? でもいくら、プロフィール帳にだって、本当のことばっかり書くわけない。 『これは、本人の、本当の思いがかいてあるんじゃないか?』 Aちゃんはそう思った。そして、Bちゃんのページを開いた。 Bちゃんは、クラスの人気者。いつも誰かに囲まれて、誰にでも優しく、楽しい子だ。 あんなのつくったキャラに決まってる。そう思って、Bちゃんのページを探す。 やっと見つけたBちゃんのページは「普通」。 名前や年なんかの欄以外、全部「普通」。Bちゃんは、キャラをつくってないし、自分が人気者なんて思っていなかった。 だけど、Aちゃんは、認めたくなかった。 「あんなの、嘘に決まってる!あの子はみんなから好かれようと、必死なの!こんなのデタラメだ!」 皆が皆、あなたみたいじゃないんだよ。Aちゃん。 それから、Aちゃんは自分のページを探した。もう、誰がなんのためにこのプロフィール帳?を書いたかなんて、どうでもよかった。 Aちゃんのページは、散々だった。 「ぶりっ子」、「人を見下す」、「自意識過剰」、「周りは道具」、「私は人気者」。 一言の欄なんて、「みんなと平等に接してあげている私って、優しいでしょ?」と書いてあった。 ここに書かれていることが、本当のことだとわかりはじめていたAちゃんは、暴れて、何も見えていなかった。 きっと、いじめの噂も本当だったんだね。 周りが見えなくなっていたAちゃんは、怒りにまかせて自分のページを破った。 その後Aちゃんがどうなったか?知らない。ノートを破った後、Aちゃんは消えたの。人のノートを勝手に破ったから、バチがあたったのかもね。 とにかく、この話はおしまい。あんまり怖くなかったかな? 「それにしても、あんなのにひっかかるなんてチョロいね~。まあ、他の人のページを破らなくてよかったよ。 本当はあんなので許したくはないけど、みんなの本音が聞けるようになったのは、ざまあみろって感じかな。」 あれは、プロフィール帳なんかじゃなかった。 その人の存在の写し。その人の設定のデータ。その人そのもの。 そんな大事なものを無理やり破ったりしたら、どうなるかぐらい、わかるよね? なんで、私がそんなこと、知ってるのか?そんなの、薄々わかってるんでしょ。 夕日の赤に染まった、その教室には、復讐人とも、悪魔ともつかない、人影がひとつ。
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うわあああ!
人のみにくさ、おそろしさが存分に 書かれた作品だね… あと、最後の1行、いいね! 表現がすてき!
尊敬!
ハァイ!スウィフティーズのオリビアです! えっと、、、! 小説書くのうますぎます!尊敬します!!
すごい
小説上手いですね! そういうお話集めた本できそうです
またかいて!
す一ごくよんでてドキドキした!またかいて!たのしみにしてます!!
すごすぎない!
上手ですね! また書いてね!
無題
こういうの大好きです。
凄い!!
えっと・・文章かくの上手すぎません? また書いてください!
えー!
おぉ! やっぱり小説で読むと迫力あるなぁ! また書いてネン!