私の最初で最後の恋
あなたの初恋はいつですか? 私の名前は美咲。高校生。まだ好きな人ができたことがない。そんな私には誰にも言えない秘密がある…まぁそれは後でわかることだし先に学校学校! 「間に合ったー」 この声と同時にチャイムがなった。 「もー!美咲ったら今日は日直でしょ!」 彼女は心愛。親友。こっちゃんって呼んでる。 「こっちゃんも前忘れてたでしょ!」 「忘れてなんか…あったねw」 「でしょ!w」 2人で笑い合う。 そんな会話をしていると、ドアが音を立てながら開いた。後ろを振り返ると幼馴染の唯人がいた。唯人は女子だけでなく、男子からも人気がある。教室にいるだけでみんな騒ぐ。ほーらうるさいやつが騒いでる。 「きゃー唯人クーン」 そう言って唯人の腕を持ったのは紗奈だ。スタイルがよく。男子からはすごく人気がある。私達はは紗奈に押されて廊下に出ていた。 「美咲ーいいの?すっごいくっついてるよ」 「いーのいーの。唯人だって笑ってるし」 「じゃあ二人がキスしたらどうする?」 「キ…キス!?そんなんする訳ないじゃん」 「前してたよ。それもすっごいやつ」 「う…そだよね?」自分でもショックを受けてるのがわかった。なんでこんなショック受けてるんだろ… 「嘘だよw」 「なんだ…嘘か」 「唯人のこと好き?」 「なわけないじゃんw」 「キーンコーンカーンコーン」 学校の終わりを告げるチャイムがなった。私は走って家に帰り、唯人の帰りを待った。すると、家のインターフォンが鳴った。見てみると、唯人だ。私は嬉しくて走った。そして玄関を開けると、その嬉しさは消えていった。目の前には唯人と手を組んだ紗奈もいた。唯人が家に来たのは報告だったんだという。なんの報告かって?もうわかるでしょ。付き合ってるって報告。2人が帰ったあと、胸が苦しかった。なんでか分からない。とりあえず、こっちゃんを呼んだ。話を聞いてもらうと、「病気だよ」と言われた。なんの病気?と聞くと、「恋の」と言われた。こっちゃんは帰ってしまった。私は混乱していた。恋の病気?私が誰を好きだって?唯人?いやいやあいつはただの幼馴染だし! その時、こっちゃんに言われたことを思い出した。「好きな人は案外近くにいるかもよ~」 私、唯人が好き?…好きなんだ! もう遅い。唯人には彼女がいる。それに…私には秘密がある。それは、余命が半年しかないということ。原因は病気。なんの病気かは私も知らない。親が教えてくれなかったのだ。親の日記には余命だけ書かれていた。誰も病気だということは知らない。心配させたくなかった。 それから余命1か月まで迫ってきた。高校2年生になった。唯人は紗奈と別れたらしい。それはそれで嬉しいけど唯人が落ち込んでる。やっぱり真剣だったのかな。 「キーンコーンカーンコーン」 学校が終わった。放課後こっちゃん約束をしていた私は待ち合わせ場所まで走った。そこに着くとこっちゃんではなく、唯人が立っていた。 「唯人?なんでここにいるの?」 「お前を待ってたんだ」 「え!?」 「私はこっちゃんと…」 「俺があいつに頼んだんだよ」 「ちょっとお前と話したいことがあって」 「2人で?」 「ああ」 やばい…唯人と2人きりだ! 「どこ行くの?」 「クレープ」 「やっぱり甘いもの好きなんだねー」 「うっせー行くぞ」 クレープを食べ終わり、唯人の家に行った。 「話したいことってなに?」 「お前…俺に隠してる事ないか?」 「?」 「俺は知ってる。お前の口から聞きたい」 「なんのこと?分からない」 「もういい。お前病気なんだろ?」 ドキッ 「なんで黙ってた!」 「心配させたくなかったから」 「俺はお前の事だったらなんでも心配するよ!」 「俺は…お前のことが好きなんだよ!」 「小学生の頃からお前が好きだった。紗奈のも嘘だ。お前を振り向かせるために協力してもらった。」 「わ…私も!唯人が…好きで…でも!付き合えない。私はもう…」 そう。あと1ヶ月もない。 「付き合えなくても、最後まで一緒にいよ?」 「うん」 そして6月24日。 「みさきぃ」 「美咲向こうでも元気でな」 美咲は亡くなった。 「美咲。俺頑張るから!向こうで見ててよ!」 私の最初で最後の恋。[完]
みんなの答え
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ちょっ…(´;ω;`)ウゥゥ
おひさです!わた.です! えと… まじで目から水が出てきそうでした((セーフw え、感想? 語彙力ないんで許してくださいm(__)m では~
せ、切ない……
命は残りわずかだとわかっているのにもかかわらず、告白した唯人がカッコいい。 「振り向かせるために協力してもらった」って、きゅんとする。 唯人、それはズルいよ!
わぁ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
凄い、語彙力…!! 私も始めの主人公と同じで 恋愛したことなくて分かりませんが、 好きな人は近くにいるっていうので、 なんか色々考えちゃいました! 本当に凄かったです! ありがとうございました!