一年限定の恋。
私の恋は七夕の季節から始まった。 水無月…六月の下旬に、私、櫻は交通事故で死んだ。 それでどうして七夕の季節に恋しているのか? それは、死んだ彼岸の世界の者たちにも七夕にお願いが出来るから。 私は、 「人間になってもう一度此岸に…生者の世界に行きたい」 と願った。 願いは叶えられた。 一年限定で。 「転校して来た、岸部櫻です。」 そして今、中学校にいる。 「それじゃあ岸部は川本の隣に」 「はい」 席につく。 隣は川本司と言う男子だった。 なんでだろう、心臓がドキドキする。 理由は…よく分からない。 でも、何かが始まりそうな気がした。 放課後。 方向が一緒だったからだろうか。 司くんに話しかけられた。 「えっと、岸部…だよね?よろしく。 挨拶、出来なかったから」 「あ、うん。よろしく…ね」 緊張してしまう。 「緊張しなくて良いよ。 直に慣れるし」 「うん、そうだね」 あんまり大した返事、出来ない… でも、しばらく話したら大分、受け答えができる様になった。 そして私は、司くんとの会話が毎日の楽しみになっていった。 毎日、司くんと帰る様になった。 そして三週間が経った。 学校の帰り道、司くんは笑顔も見せる様になった私を見て別れ際にこう言った。 「岸部ってさ…」 「なに?」 辺りに風が吹き、木の枝がさわさわ揺れた。 「ちょっとだけ、俺のタイプかも」 「!?」 ちょっと、だけ、俺の…たいぷ? 顔面を真っ赤にした私を見て、司は笑っていった。 「じゃあ、またね」 司くんが去り、私は一人になった。 司くんは思わせぶりな感じだ。 私のことだって大した感情は抱いていないかもしれない。 でも… 「私も、ちょっとだけタイプかも。」 そう、口に出すとなんだか少し恥ずかしくなってしまったが、木もさわさわ揺れ、とても気持ち良かった。 一年間だけの関係。 でも、司くんと出会えて良かったかもしれない。 さっきの声、司くんに届いたかな。 届いていたら、良いな。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは!あおねこです。 初めて恋愛もの書いてみたのでちょっと変かもしれませんが感想頂けると嬉しいです♪ では!
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
あおねこさんだー!!
すごい!初めて…?! こっちのあおねこさんも好き!(告白w) えっすごいよあおねこさん!! きゅんきゅんしたよ! こっちのタイプも楽しみにしてるねー!!!
よかったです!
優しい世界で、初々しさが出ていて、面白かったです! 1年限定という切ない展開になりそうな決まりもいいと思いました!
面白い!
普通にいいと思う!! 面白い!それにキュンキュンした!!
面白い!
あおねこさん始めてだとしたらすごい!面白い+キュンキュンした+1年の恋っていうのもすごい考え! また新しい話(恋愛話でも怖い話でもいいよd^▽^d)作ってください。 こんなにすごいのなら本でも出せるかもね!がんばってください!おうえんしています!
キュンキュンしたぁー!
展開がちょうど良い早さで面白かった!なんで司君は櫻ちゃんのこと好きになった??って思わなかったもん! 「ちょっとだけ、俺のタイプかも」 って言葉!!!めっちゃキュンとした! 1年間だけの恋っていうのもいいねっ! 初めての恋愛小説だとは思えないくらいのレベルの高さでびっくりしたよ♪