くま視点【短編小説】
ぼくは、くま(のぬいぐるみ)。 いや~マジ毎日忙しいんっすよ。 持ち主の名前は、梨子ちゃん。3歳。まず、1日を紹介しよう。 7:00 梨子ちゃんが起きる。この時、ぼくは梨子ちゃんの腕の中にいる。 (温かいんだなぁ…) 7:30 朝ごはん。ぼくに食べろと押し付けて、口の縫い目が軽く汚れる。 8:15 梨子ちゃん登園。ぼくは留守番。 17:30 梨子ちゃん帰宅。帰って一番に、ぼくにぶちゅーっと、口をつける。(お、お疲れ様です…) 18:00 夕ご飯。梨子ちゃん、疲れているのか、投げっぱなしのぼくに見向きもせず黙々とご飯を食べる。 19:00までテレビ鑑賞。ぎゅっとぼくを抱き締める。(苦しい苦しい!) 20:00 お風呂に入り、梨子ちゃんと寝る。まぁ、こんな感じだ。 家に誰もいない時は、こっそり他のぬいぐるみと、ご近所話とかしたりする。 小学生になると、梨子ちゃんはぬいぐるみではなく着せ替え人形にハマリ始めて、ぼくたちぬいぐるみは変な袋の中に入れられる。 中学生になると、今度はスマホを買ってもらい、着せ替え人形もぼくたちと同じ袋に入る。でも、ぼくたちは梨子ちゃんを恨んだり悲しんだりはしない。 だって、遊んでくれていた時の笑顔が、忘れられないから。 時々、思い出してくれたら嬉しいな。 遊んでくれて、ありがとう。
みんなの答え
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最後が切ない…
私もお気に入りのぬいぐるみがあるんですが、 将来はこんな素っ気なくしまい込みたくないです。 一緒に遊んでくれたんだし…。 私が死んだら棺に入れてもらおうとも思ってます。 成長するには仕方ないことなんでしょうか。 なんか無性にぬいぐるみ抱きしめたくなってきた…。 またしばばんさんの小説読みにきますね! 素敵でちょっぴり切ない小説ありがとうございます!
寂しい。
ちょっと裏切られた感あって、最後は悲しいな…
ちょっぴり悲しい…涙
わわわわわ~!! 才能が溢れでてます! リアルですね!笑 面白いけど、ちょっぴり悲しいお話ですね。。。 感動しました((ぴえん これからもしばばんさんの小説待ってます!
切ない!
このお話、切ないね(´;ω;`) でも確かにその通りだww 私も昔リカちゃん人形にハマってたけど、今は変な袋に入ってるwww 『だって、遊んでくれていた時の笑顔が、忘れられないから。 』 これめっちゃ好き!! いい小説ありがとう! ( ・∇・)/ばいちゃ~