家の近くの路地
「あっ、す、すいません…」家の近くの路地で男性にぶつかった。なぜか、懐かしい匂いがする。「すいま…って 川崎?」「な、なんで名前を…って辻井君?」なんで懐かしい匂いがしたかが分かった。高校時代クラスメイトで 同じ美術部の辻井 真樹(つじい まさき)君だった。実は学生時代、片思いしていた相手だった。そして、会社が同じビルにある事が分かった。「あ、ねぇ、一緒に、いかない?」「良いよ、別に」 「どんな仕事してんの?」「え、あ、あの…」「なんでそんな緊張してんの?」「え、いや、別に…」緊張しすぎて、少しも喋れなかった。「ていうか、高校の時と全然違うよな、可愛くなったっていうか…」「そんな事、ないよ…」 「あ、連絡先交換しない?」「うん、しよっか…」すごく嬉しかった。 あれから1週間が経った。今日はカフェに行くことになった。「あ、辻井君!」「もう卒業したのに辻井君って」 微笑みながら言う。「じゃあ、なんて言えば良い?」「んー、真樹とか」「ま、真樹…?」「そうそう!」私は 恥ずかしくなり、話をそらす。「け、結婚とかしてるの?」「んーまだなんだよね好きな人は、いるけど」そっか、 好きな人、いるのか。私はショックになった。「好きな人って同僚とか?」そう私が聞くと「手、出して」「え?」 そっと手を出す。私の手に何かを握らせる。「それ、見て良いよ」手の中には、紙があった。それをそっと開けると、 「好き」と書いてある。私は、カバンに入ってあるペンで「私も」と書き、返した。 私たちは今、カップルになった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初投稿です!見ていただきありがとうございました!感想待ってます!