涙色のラブレター
. 涙に濡れたラブレター。儚く散った恋。 どれも耳にするきれいな言葉だけど、現実はそんなもんじゃない。 10年の片想いは、さっき散った。 ずっと仲が良かったから、勝手に 『相手も同じ気持ちだろう』 と思ってしまっていたのも悪かったけど。 そんなことを思っていたら、涙が零れてきて手の甲に落ちた。 「ぅっ...ううっ」 多分酷い顔をしてるのだろうけど、ここには誰もいないから大丈夫 「なにしてんの?」 …じゃなかった。 立っていたのは、クラスメイトの斎藤。 いつもうざからみしてくる、めんどくさい奴。 「…別に。なにもしてないよ。」 「ふぅん…え、待って泣いてんの?」 ばれた、と思ったら私の顔を覗こうとしてくる斎藤。 「み、見んなし…」 「お前って…泣くんだね」 「泣くわ!こう見えても一応女子! まぁ、斎藤は私の事女としてみてない か」 わたしにとっても斎藤は男友達だから女としてみられてないのは当然だけど、 失恋したばかりだからか、そのことさえも傷ついてしまいそうになる。 すると、斎藤はしゃがんだ。 綺麗な顔が目の前にあって不覚にもドキッとしてしまう。 「見てなかったけど… 俺、お前のこと好きかもしれない」 意味の判らない斎藤の言葉に、思わずは?と呟く。 でも斎藤の耳は真っ赤で、それが本当なんだとひしひしと伝えてくる。 「え、なんで?」 「落ち込んでるのみて、可愛いなっ て…俺が慰めてあげたいって思った」 「…!?」 驚いていると、斎藤は立ち上がって、 『頑張って振り向かせるから』 と耳元で呟いた。 そんなこと、しないでよ . . 好きになっちゃうじゃん。
みんなの答え
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ドキドキしたー(⊃∀⊂)
タメ口いきます! え、まってめっちゃキュンキュンする!!(/▽\) こういうの憧れるなー笑 なんか主人公(?)の女の子の気持ちというか、「女として見てないでしょ」っていう男子に対する感じすごい共感できる…笑 いいお話をありがとー!!