俺の家の幽霊さん
俺は三崎 達也。 突然だが、俺には霊感がある。 なので幽霊もたくさん見てきた。 霊感強い人は霊に憑かれやすい。 そして、俺も憑かれてしまった…。 幽霊『おはよう』 俺「あぁ…おはよう。」 幽霊さんは女性で、多分10代後半。 俺「まだいるのかよ…」 幽霊『いいじゃん。はい、着替え。』 俺「えー…。まぁいいけどさぁ…。」 幽霊さんは危害は加えてこない。 けど、勝手に部屋を片付けてくる…。 俺「いってきまーす」 幽霊『いってらっしゃい』 幽霊『さぁ、掃除しよ』 _俺「おはよー」 空斗「おっはよー。あれ、顔暗いね」 空斗は俺の親友。 俺「いつもだろ」 空斗「あ、わりぃわりぃw」 俺「そこは否定しろよっ!」 空斗「ほら、移動するぞー」 俺「ったく…。」 _放課後 空斗「じゃあなー!」 俺「月曜日、遅刻すんなよー」 空斗「おう!」 …ふぅ、帰ろ。 _俺「ただいまー」 幽霊『お帰り』 俺「あれ、母さんまだなのか」 幽霊『あ、置き手紙あるよ』 _手紙_ 哲也へ 今日から残業増えるから、ご飯自分で作ってね。 母より 俺「はぁ…何食べよ」 幽霊『作っておいたよ』 俺「マジか」 幽霊さんは意外と家事ができる。幽霊なのに物触れるんだ…。 俺「いただきまーす」 … 俺「ごちそうさまー」 幽霊『お風呂できたよ』 俺「ありがとう」 …なんか幽霊さんが奥さんみたい…。 俺「ま、幽霊だから結婚できないけど」 幽霊『ねぇ』 俺「ん?」 幽霊『成仏…しようかな』 俺「…んー、したいならいいんじゃない?」 幽霊『そっか…やっぱ迷惑だよね…』 俺「違っ…!…別に俺は迷惑じゃない。」 幽霊『そうなの…?じゃあ、これからもいていい?』 俺「一生は困るけどなw」 幽霊『やったぁ!これからも家事頑張るね!』 幽霊さんは決して過去を語ろうとしない。 きっと辛い過去があったんだろう。 だから、死んだ後ぐらいは幸せにしてあげたい。 俺「電気消すよー。」 幽霊『うん!おやすみ』 _終_