思い。~ライバル~
私は笹野有。小学6年生。今は授業中。 「えーっとじゃあ、この中で会長になりたい奴はいるか?」 私は時々学級委員をやったから手をあげてみた。 「お、笹原と村野か。じゃぁこのポスター描いてきてくれ。」 「はい。」 「は、はい。」 まさか…村野さんも…! 村野さんは結構賢くて、人気者。でも私は一部の女子…村野さんの友達、沙織、優香、蘭に嫌われている。 「ねぇ、笹野さんも立候補するの?」 「マジ?でもね、覚えといて。」 「鈴奈が生徒会長なるから。」 「じゃぁね~」 泣きそうだった。それでも今は泣かない。 ~家~ 「よし!ポスター描こっと…」 出来るだけみんなの注目を集めるように描いた。例えば赤とか黄色とか。あとは明るい水色とかね。 「ふぅ…できた…。」 あとはこれを先生に提出するだけっと…村野さんはできたかな… その日はご飯を食べて寝た。 ~次の日~ 「先生、できました。」 「えっ!?もうできたのか!?じゃぁ、もう貼っとくからちょうだい。」 「どうぞ。お願いします。」 その日貼られたポスターは私のだけだった。これで結構注目したかな…? ~生徒会選挙当日~ 「えー次は笹野有さんです。どうぞ。」 「こんにちは。今回、生徒会長に立候補した、笹野有です。……… 出来るだけ元気に言った。 「次は村野鈴奈さんです。どうぞ。」 「こんにちは。私は、生徒会長に立候補した、村野鈴奈です。………」 「えーでは皆さん。この紙に生徒会長になってほしい人を書いてください。そして、半分に折ってこの中に入れてください。」 胸がドキドキする。チラッと村野さんを見ると全然余裕そうな顔でみんなを見ている。 「では、皆さん、各自解散です。自分のクラスに戻ってください。」 周りがザワザワする。 「あ、有!めっちゃ発表よかったじゃん。」 「あ、彩。ありがとう…。でも…やっぱり村野さんの方がすごい気がする…。」 「そうかなぁ?ここでの話だけど、有ってちょっと嫌われ者なんだよ。」 「そうなの!?」 村野さん…誰からも好かれてる人だと思ってた。 「うん。なんか、自分が誰よりもできてる…みたいな発言してるらしいよ。」 「ふーん。まぁ実質そうだけどね。」 「な訳ないでしょ!この学年の一位は有でしょ!この前の実力テストだって4教科全部100点だったじゃないの!」 「あ…ま、まぁね…。」 「ま、とりあえず私は有のこと応援してるから。」 「ありがとう。」 ~次の日~ 「有!ちょっと見てよ!」 ?発表かなぁ?当選してたらいいけど…。 「有!生徒会長だよ!さすが!」 「えっ!?わ、私が!?」 「うん!すごいよ有!」 ええっと… 生徒会長 笹野有 副生徒会長 村野鈴奈 ええええええええええ!あの村野さんに勝つなんて…! 「あっ、鈴奈…。」 「私、どうだった?いけた?」 「…」 「えぇ…マジか…。」 「マジ、笹野うっざぁー」 「ほんっと!」 う…やっぱりこうなるよね…。 「優香、沙織、やめて。落ちたのは私の演説が悪かったからなんだから。」 村野さん…ってこっちに来る!? 「えっと…村野さん…。」 「笹野さん。今度は私が当選する。」 え?次って…中学だよね…? 村野さんははぁ…。と呟いて言った。 「桜ヶ丘学園で。絶対私がなるから。有もちゃんと桜ヶ丘学園に入学してよね。」 へっ!!今、有って言った!?村野さんは頬を赤らめている。 「わかった。そっちこそ、桜ヶ丘学園に入学してよね。今度も私が当選するから。鈴奈。」 「それはこっちのセリフよ!…あと…これから鈴奈って呼んで。」 「わかった。そっちも私のこと、笹野じゃなくて有って呼んで。」 「じゃぁね。またクラスで。」 「じゃぁね。」 私たちのやりとりを優香や沙織はポカーンと見ている。 今日は一歩、踏み出せた! ~半年後~ ふぅ…やっぱり桜が綺麗…。 「有。ちゃんときたのね。」 「鈴奈!もちろん!」 「今度は私が当選するから。」 「いや、私が当選する。」 「ふふっ」 「あははっ」 「じゃぁね。また。」 「またね。」 中学の始まりを桜吹雪が飾った。
みんなの答え
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すみません…。
すいませんでした! 負けぬが仏さんの言う通り、 「有ってちょっと嫌われ者なんだよ。」 ではなく、 「鈴奈ってちょっと嫌われ者なんだよ。」 です! すみません!
訂正&感想
(「そうかなぁ?ここでの話だけど、有ってちょっと嫌われ者なんだよ。」 → 「そうかなぁ?ここでの話だけど、鈴奈ってちょっと嫌われ者なんだよ。」 だと思います…) 今回は“きらい”という思いが出だしですか!ははぁ、なるほど。感心しました!こんな逆パターンもありかも!