【短編小説】告白
【登場人物】 ・星川海羽(ほしかわみいは)中2 ・夢野龍騎(ゆめのりゅうき)中2 ・赤澤結由(あかざわゆゆ)中2 「夢野くん、私、好きです!」 「…え?なにが?なにが好きなの?」 「そ、そのぉ、夢野くん。」 「え?なに?」 「だぁかぁらっ!夢野くんが…!」 …カァァァっ 夢野くんの頬が赤くなった。 「へっ、返事!考えておいて!」 そう吐き捨て、私は一目散に走り出した。 「あっ、星川さん…!」 名前を呼ばれたけど、あえて気にしないようにする。これで振られたら、きっと涙が溢れて止まらなくなっちゃうから。 「そっかぁ、夢野の返事、まだ聞けてないんだぁ。」 ワクワクしていたゆゆの表情が、まるで風船が萎むように暗くなる。 「あぁ!聞いちゃえば良かったよ!おかげで今めっちゃモヤモヤしてるっ」 「ドンマイみーは!とりあえず、一刻でも早く返事もらえるように、ゆゆの方から頼んでみる!!! …夢野ぉぉ!みーはが呼んで…っ…うぐぐっ…!」 焦りに焦って小声でゆゆに怒る。 「ゆゆ!やめてよみんなの前で!」 するとゆゆは、言わんばかりの顔で 「えぇ…、だってぇ…。」 と肩をすぼめた。 「でもさっ」 姿勢を直して改めてという感じでゆゆが話し始めた。 「夢野、みーはと仲良いし、脈ありだと思う!」 「えぇ?!脈あり?!」 ニヤニヤしてたらしく、ゆゆにキモいっ!!って言われてしまった。 「とーにーかーくっ!返事を聞くのが先!ゆゆ、待ってるから!みーはいってき!!!じゃ、帰るね!じゃね!」 軽くウインクすると、ゆゆは軽やかにスキップし学校から家へ帰っていった。 ちょうどその時。 「ほ、星川さん!」 手招きをしながらこっちに視線を送るのは、…夢野くん!! 「今行く!」 さっき言われた言葉を思い出す。 …脈ありだと思う! ふふふっ。舞い上がる気持ちを抑えながら、夢野くんの後を追う… 「…星川さん、この前、ありがとう。ご…」 「ううん。」 ごとううんが重なってよく聞こえなかったから聞き返す。 「ごの次聞こえなかった。ごめんもう一回言ってくれない??」 「ごめんなさい!星川さんとは友達です!」 「え」 その後のことは覚えていない。 ショックすぎた結末だった。
みんなの答え
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おもしろい!
最後、2人が結ばれるかと思いきや、フラれる展開…! それまでの流れで行ったら絶対付き合うんだろうなぁと思っていましたが、ビックリしましたっ。 読んでてワクワクしたし、おもしろかったです!