運命
あるCMが放映し始めた時、そのCMは一躍話題となった。 出ていたのは、その時大人気だったアイドルグループの不動のセンター、三原優香だった。 優香ファンの人たちが、こぞってCMで告知されたものを買いに行き、優香もその商品もさらに大人気となった。 ある日、そのCMがなんの告知もなくやらなくなった。ファンは驚き、理由を考え、ただひたすら優香を待った。 そして、CMが放映されなくなってから四ヶ月後、またなんの告知もなく、CMが再開された。以前と「変わらない」CMに皆んな安堵の息をついた… だが、ある熱烈なファンが、優香の異変を見つけた。 「優香じゃねーよ、こいつ」 何気なく、ツイッターで呟かれたこの一言は、瞬く間に拡散され、日本中で話題になった。 「優香じゃないの?」「これ、どう見ても優香だろ」「意味わかんないんだけど…」 優香には、溺愛している双子の妹がいた。 麗華というその妹は、巳波と瓜二つで、親が見ても分からないほどだった。 優香は仕事に疲れていた。撮影、打ち合わせ、番組への出演、雑誌のコラム、歌のレコーディングに、ダンスの練習… 元々ストイックな性格の優香は、自分を追い込み、責め、仕事に仕事を重ねていった。 そしてついに、過労で倒れ、入院してしまった。 優香は、自分が死ぬ事を悟り、麗華にこう言った。 「麗華…私もう無理そうだから、代わりになってくれない?」 演技が得意だった麗華は、姉の状態を冷酷に判断し、代わりになる事を決めた。 優香が「過労」で亡くなったのは、そのすぐ後だった。 あのツイートは間違っていない。 だがあの熱烈なファンにも、見抜けていない「運命」があった。 麗華は優香を「演じ」、淡々と社会に溶け込んでいった。 だが、優香を「演じる」事で、避けられない「運命」がある事に、麗華は気づいていなかった。 仕事、仕事、仕事… 麗華は、仕事の仕方も、性格も、優香と全く同じストイックな性格だった。 そしてついに、麗華も過労で倒れてしまった。 だが麗華には後を託す人がいなく、そのまま亡くなっていった。 2人の親は、三原家の特殊な性質を知っていて、2人の死を悲しんだ。 そして新しい子を生み、その子を「梨花」と名付け、梨花を15歳まで育てて亡くなった。 梨花は優香と麗華と瓜二つだった。 梨花は優香と麗華と同じく、ストイックに仕事をし、結婚して、女の子を産んだ。 その女の子も、3人と同じ顔をしていた。 女の子を産んだ後、梨花も過労で亡くなった。 「花奈」と名付けられたその女の子は、やはり仕事をし続け、結婚し、女の子を産み、過労で亡くなった。 またその女の子も、「百合歌」と名付けられ、同じ「運命」を歩んでいった……… 三原家には、避けられない「運命」がある。 どうやら恋愛ものが多いみたいだったので、ちょっとミステリー?的なのを考えてみました笑 これからもお話を書いていきたいな…! 閲覧ありがとうございました!!
みんなの答え
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運命って怖いですね。
運命って怖いですね。 必ず訪れる事ですから。 運命を変えても、その埋め合わせが来てしまいますし、 埋め合わせも変えてしまうと、それの埋め合わせが来てしまうので。 ガタガタ(・-・…] 運命の最善の結果は、後でさいやくの結果を生み出してしまいますね。