【短編小説】守護霊のいたずら
私の名前は葉木緑(ようきみどり)。10歳 最近、私にとって不思議なことが起きている気がするの。 その不思議なことというのは、色々なものがなくなったり、物が破れて汚くなったり、洋服がいきなり着られなくなったり・・・ 具体的な例を出すと、所属している劇団の台本が無くなったり、楽譜が破れてボロボロになったり、学校で使ってた教科書が無くなったり、ノートが無くなったり・・・ どうも不自然な感じがしたものだから、ある占い師のところへ行って何故このような不思議なことが起きるのかを占ってもらったの。 そしたら、「守護霊のいたずら」だって。 最初にその言葉を聞いた時はとても信じられなかった。 だって、守護霊なんて信じてたわけでもなかったし、仮にいたとしても私を守るための霊なのにいたずらを仕掛けるはずがないとお思ったからだ。 それに、その1人だけの占い師の言葉を信じ切るのも馬鹿馬鹿しかった。 でも、どうしてこのようなことが起きるのかがどうしても気になったため、よく当たると有名な占い師や、信用できる占い師のところへ行き、何度も占ってもらったが、占い師の口から出てくる言葉はいつも同じだった。 「守護霊のいたずら」 他のことを言う人はいなかった。 でも、ある占い師によると「これは明らかに守護霊のいたずらですが、ただのいたずらではなさそうです。このいたずらは、貴女をあらゆる何かから守るためのいたずらやもしれません。」だそう。 しかし、私はその占い師が何を言っているのかよく分からなかった。 だって、物を隠したり破いたり服を着れなくしたりしてどうやって私を守っているの?と。 でも、その隠されるもの、破かれるもの、小さくなる服、、、どれも、何か共通点がある気がしたのだ。 しかし、そんな偶然が起こるはずもない。 そう思ったため、あまり考えないようにしていた。 それから約半年ほど経った頃だろうか。 突然、父の仕事の都合で引っ越すことになった。 まあ、引っ越すと行っても県をまたいでの引越しではないため、転校をすることもなく、住むところと家が変わるだけでその他何ら変わりのない引越しだった。 新しい家に来て、荷物の整理をしている時だった。 今まで使っていた楽譜、教科書、劇団の台本などをクリアファイルにしまう作業をしていた時に、なくなったり、着られなくなったり、破れて汚くなったりしていた物達の共通点がはっきりとわかった。 その共通点は、「2年生の時に使っていた」と言うこと。 そう、私は2年生の時にとても辛い経験をした。 クラスの担任は悪徳教師、贔屓はするし悪口はいう、嘘をついたと決めつけるし、ちょっと何か間違ったりしただけで甲高い声で叱責してくる。 もう沢山よ・・・という辛い思いで地獄の毎日を過ごしていた時に使っていたものは、私にとってトラウマだった。 この時、初めて占い師たちが言っていたことの意味がわかった。 私の守護霊は、私のことをトラウマから守るために2年生の時に使っていたものを隠したり、破いたりしていたのだ。 台本や教科書や楽譜だって、2年生の時のものだけが無くなったりボロボロになったりしていた。 そのことがわかった瞬間、私の目から涙が溢れてきた。 「お婆ちゃんだ・・・」 そう、私の大好きなお婆ちゃんは私が5歳の時に亡くなっていた。 「このようないたずらをして、私を守ってくれていたのはお婆ちゃんだったんだ。」と、確信した。 きっと、破いたり隠したりすれば、それを使う機会も見る機会も減少する。だからなのだろう。 「お婆ちゃん、不器用だな・・・」 私の顔から笑みが溢れ出した。 私、もっと強くなるわ! トラウマなんかに負けない、悪徳教師なんかに負けない、2年生の時に使っていたものだって、「懐かしいなぁ」という目で見られるようになるから! お婆ちゃん、守ってくれて、ありがとう・・・
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10才とは思えない!!
Hello! パステルピンクさん、初めまして!小説家のアクセサリー☆です!同い年だね!よろしく!! 10歳とは思えない語彙力だね!凄い!! 同い年なのに、こんなの書けるって本当に凄いと思うよ! 天才?!(((落ち着け~ 文章が凄いじゃん!!その才能を私にもくださいよ~!! 本当にあなたには才能がある!! だからそれを生かしてね!! これからもたくさんの小説を書いて欲しいなー!! good-by!
感動!!
感動した! お婆ちゃんなりに守ってくれてたんだね! え、10歳?!すっごい!! 私が10歳のころ何してた?…なんにもしてないわ… すごいよほんとに!! 私にも守護霊ついてほしい…動物とか! そういうの憧れてたんだよね!…笑う?