短編小説みんなの答え:2

とびっきりの笑顔

私の名前は…“ほのみ”。 小学校6年間同じクラスの“コウダイ”に片思いしている。 でも、彼には彼女がいる。 そして…もうすぐ卒業だ。 帰りの会が終わった。 「ほのみ~帰ろ!」 1年生から同じクラスの真央が声をかけてくれた。私たちはお互いが休んだりしない限り、必ず一緒に帰る。 でも、中学校は別々になってしまう。だから、こんなに一緒にいられるのもあと少し。 階段を下り、靴箱のところで気がついた。 「真央、ごめんね。ノート置いて来ちゃったから、とってきていい?」 うん、とうなづいてくれた。でも…今思うと、ここで忘れ物なんてしなければよかった。 教室の扉を開けると、ちょうどコウダイが帰るところだった。 「ほのみ、どうした?」 「あ…ちょっと忘れ物しちゃって」 「そっか、じゃ」 ランドセルを揺らし、彼が教室を出ていく。こんな風な何気ない会話が嬉しい。私の胸が、サイダーみたいにシュワッと弾ける。 でも…この数秒後。 階段を下ろうとした私がみたのは…彼女のリナちゃんを抱きしめているコウダイだった。 その瞬間、失恋したという現実を突きつけられた気がした。辛かった。 見たくなくて、逆側の階段を駆け下りた。 真央に心配されないように、つくり笑いでいた。 それから卒業式まで、ろくに彼の顔を見られなかった。辛くて。失恋は時間が解決するというのは嘘なのかな、と思った。最後に見た彼は…リナちゃんと笑い合っていた。 今、私は中学3年生になった。 気がついたんだ、あの日々がどれだけ幸せだったか。 毎日同じ教室にいられて、笑顔が見られて。名前を呼んでもらえて。だから、恋してよかったな、って。 そんなことを考えながら歩いていた通学路。後ろから声をかけられた。 「あれ、ほのみ…?」 あれから2年以上会ってないのに。覚えててくれた。そういうところが…好き。 これからも片思い、続けると思う。好きなのはやめられない。でも、ジャマはしない。君が幸せなのが1番だから。 そのかわり、とびっきりの笑顔で答えたんだ。 「久しぶりだね、コウダイ」 初めての小説です。 おかしいところなどあると思いますが、感想いただけると嬉しいです。

みんなの答え

辛口の答え

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ステキ!

こういう切ない恋愛もいいなぁ… また書いてください!


わー^ ^

アンニョンハセヨ、army & once ニダ! 凄く良いお話でしたー! 沢山の方の作品はハッピーエンドになってる事が多いですが(それが悪いと言いたい訳じゃありませんよ)、こういう感じの作品も凄く良いなぁと思いました! ”「私の胸が、サイダーみたいにシュワッと弾ける。」“ この表現が青春って感じがして良いなぁと思いました(^^) 私もいくつか小説を書かせて頂いてますが、全然違いますね……(・∀・)アハハ 私も……はぐみさんのような作品が書けるように頑張りますっ…(T ^ T)


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