修学旅行の恋
私の、好きな人 「真優(まゆう)って、好きな人いるのぉ?ねぇねぇ~」 今は修学旅行の日の夜。仲のいい友達の くるみ、美桜(みお)、那音(なおん) 琴葉(ことは)と恋話中っ! 「え~?いない、けど。」 本当はいるんだけどな~、やっぱ言えない。恥ずかしいもん… 「くるみは創歌(そうか)君が好きなんでしょ?」 那音が言うと、暗闇でもわかるくらい、くるみが真っ赤になった。 「ちょ、わ、やめてよ。隣の部屋なんだから。」 くるみ、可愛いな。 「ちょっと、喉乾いたから飲み物買ってくるね。」 ホテルのホールに自販機があったはず。 「真優、美桜もいく~」 「うん、行こ。」 「いってら~」 美桜と薄暗い廊下を歩く。 ホールには電気が付いていた。 「波流(はる)君!」 美桜の声に、私は固まってしまった。 そう、私の好きな人は、波流君なの。 「おう、美桜と真優じゃん。」 「飲み物買いに来たの?」 「うん。」 私は一言も喋れずに、自販機でお茶を 買った。 「あっ、真優、私財布忘れちゃった。 待ってて。」 美桜が走って戻っていった。 あっ…気まずい… 「真優って、真っ赤になった顔も可愛いんだな。」 「えっ?」 「俺、ずっと前から真優のこと、好きだった。お、俺と付き合って欲しい。」 「えっ…」 涙がぱたぱたと溢れて止まらない。 「私も!波流君のこと、大好きっ! だからっ、付き合って、くださいっ」 ぎゅっ 波流君に、抱きしめられた。 「これからは、波流って呼べよ。」 波流の声は、涙ぐんでいた。
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わぁ。良き
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