夢が教えてくれた奇跡
俺は村瀬奏人(むらせかなと)。小さいときから医者になりたくて必死に勉強して医者になった。俺が医者になって7年がたった。俺が最初に担当した患者はまだ眠っている。どういうことかって?それはその患者。桜庭佳暖(さくらばかのん)は7年前に事故に遭い一命はとりとめたものの未だ意識が戻らない。看護師からはひそかに“眠り姫の佳暖ちゃん”と言われている。佳暖ちゃんの病室に向かっているときふと思い出した。今日で佳暖ちゃんが事故に遭って入院して7年だ。病室に入り佳暖ちゃんの体温を測る。36.4度か。いつもこの時間は安心する。佳暖ちゃんが生きてるって安心するから。この日も佳暖ちゃんは目を覚まさず俺は帰宅した。この日俺は夢をみた。 俺が小学生で転校した学校に佳暖ちゃんがいた。はじめての放課後帰ろうとしたところを佳暖ちゃんに呼び止められた。「奏人君ちょっといいかな?」「いいけど何で?」「相談したいことがあるの」「いいよ。」「私、家に帰れないの」「えっ?」「校門を出るとなぜか教室に戻って来ちゃうの。もう帰れなくなってから今日で3ヵ月。信じてもらえないかもしれないけど本当なの」「信じるよ」「本当?」「だって真剣に相談してくれてるのに信じないなんて失礼だと思うし」「ありがとう・・・」佳暖ちゃんは泣いてしまった。「泣かないで!」「信じてくれた人・・・初めてだったから」「でもどうして俺に相談したの?」「奏人君なら私が家に帰る方法を見つけてくれる気がしたの」「でもおれ役に立たないかもよ?」「いいの。私と一緒に校門をでてくれるだけでいいから。」「わかった。」「ありがとう」「わかったぞ・・・」「ん?」「佳暖ちゃんが家に帰れない訳が」「なに?」「ここが夢だから!」「奏人君?」「目を覚ますんだ!佳暖ちゃん!」「奏人君透けてる!」「もう時間かない!佳暖ちゃんが目を覚ましたときにまた会おう!」「うん!」 次の日奇跡がおきた。佳暖ちゃんが目を覚ましたのだ。「奏人・・・君・・・私・・・頑張って・・・約束・・・守ったよ・・・」「佳暖ちゃん・・・ありがとう!」「ううん・・・奏人君が教えてくれたから・・・」 終わり方なんか雑になっちゃったけどお許しください。感想待ってます!