欠けたピース
あぁ、思い出せない… 後、一つだというのに… 僕は、誡(かい)。 突然だが、昨年、事故にあった者だ。 あの事故…あまり覚えていないが、それで記憶を失った。 それから、毎日、記憶を探している。 僕の名前、物の名前、住んでいた場所、通っていた学校までは思い出せたが、何か大切なものを忘れている気がする… そこで君に手伝って欲しいのだが、いいか? 君「は、はい////(カッコいい…)」 ありがとう。 君「あ、あの…何か手掛かりとかは…」 あぁ。大切な「人」だったくらいかな。 君「大切な人…家族とかですか?」 いや、家族は、実際に会って思い出したから違うはず… 君(じゃあ、好きな人かな…) うん?どうした。顔が赤いぞ? 君「あ、いやその…」 まぁいい。 うっ。 君「だ、大丈夫ですか!」 あぁぁぁぁ… それから、誡は病院へ搬送された。 う、うーん。 君「大丈夫?」 あぁ。偏頭痛が… 君「でもよかった。目を覚まして。1時間くらい寝てたよ。」 …あぁ… なぁ。お前って海高に通ってたか? 君「はい…」 じゃあ、あの事故の時、どこにいた?! 君「うーん…あまり覚えていませんけど、病院だったような…」 あぁ。そうだ。間違いない… 君だ。大切…いや、好きな人は。 君「え…」 この瞳、間違いない。 なぁ。付き合ってくれー。 君「はい…///」 ーENDー