短編小説みんなの答え:2

「あなた」と「君」

「ねえ、どう?」 「‥どうって?」 白無垢の和服に身を包んだ君は 笑い声を立てた。それから照れ臭そうに、 「‥‥水葵はこの衣装、似合っていると思う?」 「雪は何を着ても似合うよ。」 「ん~、そうじゃなくて。私のこと可愛いって思う?」 わたしは優しい笑みを浮かべた。 「きっと、彼は、可愛いって思うよ。」鏡を覗き込んだ。それからいたずらっぽい表情を浮かべた。愛しい人。可愛い人。でも、私のものにはならない。 今夜の君は色っぽくて、知らない人みたいだ。私は、髪をくるくると回しながら明日の支度をする君を部屋に残して外にでた。 冷たい夏の夜の空気を吸い込むと、胸が突かれたように痛く感じた。君の嬉しそうな、不安そうな、横顔が脳裏にちらついた。「あなただったら、良かったのに。」 私は空を見上げた。私が縁組みするのは、彼があなたの家系の男人だから。これで私はあなたと同じ苗字。 「これで、満足?」 私は自問した。作っていた表情が崩れた。私は‥‥。 たぶん、どんな形であろうと、あなたとの未来が欲しかったのだ。 わたしたちは、どう間違っても結ばれない 部屋に入ると、君は顔を伏せていた。窓から月光が差していた。君の肩が小さく震えている。 わたしはあわてて駆け寄った。 君はわたしの裾をつかむと、がっと引き寄せた。 灰色の瞳が、長いまつげが、涙の雫で濡れていた。 わたしは動揺した。何と声をかければ良いのかわからなくて、呆然とその場に立っていた。 「‥‥あなたが好きでした。」心の中で何かが壊れる音がした。 あなたは信じられないという顔で私を見つめた。普段のあなたが決して見せないような、ぽかーんとした顔。 その時、私は認めた。あなたの頬を滴る粒を。夏の夜の草花から滴るような、きらきらした大きな粒。 「‥‥なんだ。」 「馬鹿みたい。」 二人で声を上げて笑った。 外では花嫁を乗せる輿を用意する人たちのせわしげな姿があった わたしたちは、どう間違っても結ばれない。それが運命だとしても、ただあなたと一緒にいたかっただけなのに

みんなの答え

辛口の答え

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無題

檸檬さんの小説好きです…( 16歳と言うのもあると思いますが語彙力凄いですね((


うーん

Hello! 檸檬さん、初めまして。小説家のアクセサリー☆と申します。今日から宜しくお願い致します。 小説、読ませて頂きました。 ただ、10歳の私には内容が少し難しかったようです。 すみません。 でも、物語の内容は何となくわかります。 少し切ない感じがしました。 これだけは言えます。 あなたの語彙力は優れているでしょう。 そう思います。 これからも小説を書き続けてみてください。 good-by!


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