短編小説みんなの答え:2

私のロボット

私は松田 もえ。私は障害を持っていた。両手がない。そんな私を気に入らなかったのか、母親は、10歳の私をとうとう捨てて、逃げてしまった。前までずっと私は、父親に育ててもらっていた。でも父親も、少し前に交通事故で亡くなってしまった。親がいなくなった私は、施設に預けられた。 …8月5日。私の誕生日。施設に預けられて、今日で2年ほどたった。部屋に入ってきた施設のお姉さんが言った。 「セミの元気な声が聞こえるね。」 「うん。」 そんな時、部屋に小さなロボットが入ってきた。マイルと名付けられたロボットらしい。そして、私のお腹の上に、そっとマイルを置いた。 「たくさんおしゃべりしてあげてね。」 「うん。」 マイルはプログラミングされていて、スイッチを入れると「コンニチハ」と言った。 「ゲンキデスカ」 「元気だよ。」 こうして私は、ロボットとずっと話し続けた。まるで、マイルと心をかよわせるように。私の一番大事な存在、マイル。とても優しい、私の親友だった。マイルと話す時間が、この世で一番楽しかった。 そして私は、数日後ある手術で命を落とした。11年の短い人生。 私はスイッチの入ったマイルを抱いて、天国へ旅だった…。 「コンニチハ」 「ゲンキデスカ」 「イイテンキデスネ」 …マイルは私に話しかけ続けた。 私にはなにも見えない、なにも聞こえないけれど、私の心は、マイルががっしり握っている。マイルには、私のことが見える。私の言葉が、聞こえている。そう信じて、高い雲の上で、マイルを抱きしめた。 おしまい こんにちは。Mashouです。「私のロボット」はいかがでしたか。感想よろしくお願いします。 さようなら。

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