貴方は好きでも【恋愛?意味深小説】
「僕のこと好きかい」 「好きですよ」 彼女を見上げて問いかければすぐに返事が返ってきた。 彼女は微かに笑っている。僕は部屋を見渡した。この間泊まりに来た時より家具が不自然なくらい減っている。 「嬉しいなぁ」 「そういう貴方は私の事好きですか」 長い黒髪がさらりと揺れた。彼女の纏う藍色の袴とは合わない色と感じる。最も、人の事は言えないが。 「勿論好きさ」 「なら貴方どうして此処へ」 彼女は僕を見下ろして少し睨んだ。 僕は眉をしかめた。返す言葉を練る。 「私のしたい事知っていたでしょう」 彼女も眉を潜める。僕は無視した。 「今日は結婚式だって知ってるかい」 「勿論です、誰の結婚式だと思ってるんですか」 彼女は目を閉じてふぅ、と息を吐く。 「もう無理なのかい」 「御免なさい」 「君の晴れ姿、見たかったなぁ」 「…貴方は」 彼女が目を閉じたまま口を開く。 僕は彼女の足元に目が行っていた。 「私のことを好きと言ってくれました......けど私は、」 「最期まで私のことを好きにはなれませんでした」 ーーーーーーーー 感想考察お待ちしてます…
みんなの答え
辛口の答え
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凄みの極み(?)
凄いなぁ、こういうお話書けて...。 尊敬します!!たたえます!!((? 次も楽しみにしてます(^^)/
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