後悔、悔い、助けたかった【短編小説】
僕はまだ気づいていなかった。 あんなことになるなんて。 いつもの服装。いつもの朝食。 いつものニュースをみて僕は家を出た。 僕の名前は安西有利。中学2年生の男子。 僕は気になっている人がいる。 それは宮崎奏音さん。大人しくていつも読書をしている。 でも僕は話しかけられなかった。 とてもじゃないけれど女子とは恥ずかしくて話せない。 だけれど、自分の気持ちは伝えたい。 そんなことを思いながら僕は家庭科室に置き忘れた筆箱を取りに行った。 「奏音!あんたさ、いつも読書ばっかして優等生ぶってさ男子にモテようとしてんでしょ?」鋭い声が聞こえる。 その声の持ち主は…クラスのリーダ的な存在の蘭子さんだった。 僕は怖かった。 奏音さんを助けたい。 だけど、怖い。 僕はその場を立ち去った。 あれから、1年が経った。女子とは関わらないようにしている。好意も持たなくなった。先生がいつもより真面目な顔をしている。 「えー。突然だがうちのクラスの宮崎奏音が…昨日車にはねられ植物状態になっている。みんな○○病院でお見舞い……」 途中から話が入ってこなかった。 僕は女子に好意を持たない…はずなのに何故かとても心が痛い。 もし、あの時1年前の時…助けていたら僕達はどうなっていたのだろうか。 とても仲が良くなっていたのだろうか。 後悔が僕の心を包み込んだ。 僕は…助けたかった。 許してください。こんな僕を…
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感想
キャラクターが 頭で動いてました。 とても素敵な小説ですね。 人間性があって 共感出来ました。 出来れば続きも見たかったです。
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