キリトリ線
目の前にはキリトリ線がある。 このキリトリ線をどう切るか。それを考えている。 キリトリ線には本来点線がついている。 それをペリペリと捲るものや、鋏で切らなければいけない物もある。 しかしどうだろう。このキリトリ線には何も無い。 捲るタイプでも、鋏を使うタイプでもなく、ご丁寧に黒い点線があるわけでもない。 自由に切れ、ということなのだろうか。 そもそも、キリトリ線というのだから線があるはずなのだが、何処にも見当たらない。 でも自分はこれがキリトリ線だと思った。 ここで切れ、とでも言っている様な。 まるで国境だとおもった。 国と国を分ける、線。つまりはキリトリ線である。 私が今立っているところは、人と人との境目だった。 壁があるわけでもなく、私の場合はキリトリ線として出てくるようだ。 ここで切っても、切らなくてもいいキリトリ線。 切れば正解というわけでも、不正解というわけでもなさそうだ。 しかしながら、かなり悩むものである。 私にどうしろというのか。 神というのはずいぶん身勝手な存在だと思う。 勝手に問題を提示しておいて、答えは教えてくれないのだ。 ずっと悩み続け、最後に本当の答えを教えずに「これで本当に良かったの?」なんて問いかけるのだ。 こちらとしてはあらかじめ答えを教えてほしいのだが。 キリトリ線をどうするのかは、その人次第なのだ。 全くもって、面倒臭い問題を出してくれたものだ。 これでもう1年は悩んでいる。 さて、これからどうするか。
みんなの答え
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すごい!
私あんまり短編小説に感想書かないんだけど、これの作品は書きたくなっちゃいました! とても上手ですね! これはまさに今のあなたなんですかね。 切り取り線に着目して、人生の決断に例えているかのように思いました!私だったら破ります! そんな人生ありだと思います。 主さんも、思い切ってみてはどうでしょう! なんか変なこと言ってますねwごめんなさい! でも私はこの小説を読んでそう思いました!
(⌒▽⌒)ワアアアア♪
ましろさんはじめまして♪ ゆはです! 私も小説を書いているのですがましろさんみたいに上手くないのでとても羨ましい限りです。 キリトリ線を題材にするところから発想力があるなぁと思いました。 楽しく読ませていただきました! 次回の作品も楽しみにしています♪
ジャニー喜多川さぁぁん!
Youきっちゃいなよ