青空に愛を誓おう(短編小説)
日「…祐飛(ゆうひ)、何見てるの?」 私、天野日夏(あまの ひな)。14歳。 隣にいるのが、3歳上の幼なじみ、 垣本(かきもと)祐飛。 祐「ん?あー日夏、かき氷食べる?」 パタパタと揺れる“氷”の文字。 脳裏に、鮮やかなシロップがかかったかき氷が浮かぶ。 日「祐飛、買ってくれるの?」 祐「…お前、ほんとそーゆーとこ、可愛 げねぇ…。…なに味?」 日「可愛げ、って…。幼なじみに何求め てるの? あ、私イチゴがいい!」 お財布を出す祐飛に、私は笑いながら言う。 祐「すいませーん、イチゴひとつ。」 日「え、祐飛食べないの?」 祐「あ?んー、いらねぇ」 日「ふぅん。」 今日の祐飛は、どこかおかしい。 祐「…なぁ、お前さ、…っ俺、 結構、前からお前のこと、だいぶ、 好き、だから。 俺の、彼女になってくんねぇ…? 幼なじみじゃ、たりない」 …す、き? さっきまでうるさかった、セミの泣き声も、かき氷を削る音も、とおくなる。 日「…お、男なら、もっとカッコよく言 え、よ?////」 ああ…ッ私、ほんとに可愛くない…っ! そんなこと言いたいんじゃないのに… 私も、って、好きって、言いたいのに… ちら、と祐飛をみると… 祐「…日夏、ずっと前から、好きだった 俺と、付き合ってくれ」 真剣な、目。 風になびく、柔らかい髪の毛。 ああ、私、やっぱり祐飛のこと、好きだ。 日「…う、ん。 祐飛…わっ、私、も…す、好きだ よ」 顔が火がついたように熱くなる。 //// 祐「……っ、お前、ほんと、やめろよな そーゆーの、かわいすぎ…っ」 そのあと、2人で分けて食べたかき氷の味は、恥ずかしさと、緊張と、嬉しさで、よく覚えていない。 end
みんなの答え
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すごいです! なんさんの作品は、誰が喋ってるとかめっちゃわかりやすいので、「 」の前の、日・裕は必要ないと思います。 最後の一文がいいですね!