君の彼女の罰ゲームは幸運ゲーム
『好き』君に対して何度この気持ちを抱いただろうか。 小学4年生の時から、ずっと思ってる。 いつも隣にいるのに、言葉に出そうとしても、喉のところで詰まる。 好き、好き。私は和真(かずま)が好k... 私、神楽 美玲(かぐら みれい)。中学1年生。 私には、好きな人がいる。黒金 和真(くろがね かずま)。 いつも、私に優しくしてくれる。 でも、それは、私が好きだからじゃない。きっと罰ゲーム。 和真には、彼女がいる。江藤 愛菜(えとう らな)ちゃん。 二人は、とても仲がいい。クラス公認のカップルだ。 ただ、愛菜ちゃんは私の事が嫌い。その理由は分からない。 きっと、私が和真が好きなことが気にくわないからだろう。 だから、この優しさは罰ゲーム。私を傷つけるための... 愛菜:どうしたの?美玲ちゃん。優しくしてもらってるんだよ! 美玲:う、うん。でも、これは本当の優しさじゃない。 愛菜:え?可愛そうに。人の好意を敵にまわすなんて。 そ、そうだよね。私の勘違い。そう思うしかなかった。 和真:愛菜、もういい。お前に付き合ってられるかよ...! 愛菜:和真~!ごめん。今週、どこ行く? 行っちゃった。もっと、罰ゲームでも、優しくして... 美玲:っっっ...! /// 和真がこっちを向いて、「ゴ・メ・ン」って口を動かした。 「ゴ・メ・ン」?なんだったんだろう。 なんで謝ったのかな。その答えを知るのに時間はかからなかった。 和真:美玲、ちょいと話がある。いい? 美玲:えっ、私?私で良ければ... 何かあったのかな?なんで私なんだろう。 和真:あのさ、お前、あれ罰ゲームって思ってる? 美玲:えっ、そうでしょ?それ以外の何なのっ! 泣きそう...っていうか、泣いてる。だめ...だよね。 和真:はっ!おい!な、泣くなよ... ちょっ... 美玲:ご、ごめんね。でも、悲しいんだもん。悲しいんだよ... 和真:言っておくけど、あれ、罰ゲームじゃないかr... 美玲:ん?何か言った? 和真:あっ、言ってないし... 美玲:?? 和真:あ~、そんな顔でこっちみんなよ! 美玲:ひゃっ!! 温かい。ち、近い!! 美玲:か、和真くん?愛菜ちゃんに怒られるよ。 和真:嫌か?俺とこうやっているの... 美玲:できれば、もう少しこのままでいたい...です... 和真:お..おう... こんなに近くにいるのに、それでも、言えない。でも、決めた。 和真&美玲:あっ、あの...! 和真&美玲:あっ、どうぞ... 和真:もし、俺が好きって言ったらどうする? 美玲:えっ... 和真:あ~、もう... ...きだよ。 美玲:ん? 和真:好きだよ!お前が好きだ! 美玲:っっっ...! /// 美玲:わ、私も...好き。 和真:もうしばらく、このままでいようか。 この後、愛菜ちゃんとは、別れたらしい。 元々、そんな和真は好きじゃなかったらしい。 そして、今、私の隣にいるのが和真。彼氏です。 今考えればあれは、罰ゲームじゃなくて、幸運ゲームだった。 ーENDー
みんなの答え
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面白かったー
めっちゃキュンキュンしたぁ!!設定とかも分かりやすいし。それに、見やすかった!!また書いてね(≧▽≦)