要らない感情、ありませんか。【短編小説】
私、桜。本日、失恋しました。ずっと片想いしてた相手に彼女ができちゃった。なんも行動しなかった癖にぽろぽろ涙が出てくる。情けないなぁ。好きになんて、ならなければ良かった。 「おや、そこのお嬢さん。」 「…え?」 そこには全身黒づくめの細くて白い男が立っていた。 「え、私?」 「そう。今、“ 要らない感情 ”を回収しているんだ。どうかな?」 ヤバい人だと思った。でもその人の話に興味が湧いた。 「か…感情を回収されるとどうなるの?」 「例えば “嬉しい” という感情を回収された人は何があっても嬉しいと感じなくなる。」 「その人は永遠に嬉しさを感じれないの?」 「うん。」 「あの…お願い…します。」 「君はどの感情の回収を望む?」 「…“ 好き ”という感情で」 「了解。」 あれから7年後。私は大学生になった。最近、ある人を格好良い、素敵だとずっと思ってる。これは好きという感情があれば恋なのだろう。もういっそ彼を愛してしまいたかった。私は今更後悔し、ずっと苦しみ続けるのだった。 感情なんて回収しなければ良かった。 「要らない感情有りませんか。」 ーend-
みんなの答え
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(^^)
面白かったです
すごい
短い文章でも主人公の気持ちが伝わります。 上手いです!!!!
凄く面白かったです!
葵ほたるです! 感情をなくすって怖いですね~… とても分かりやすくて読みやすかったです! でも、凄く面白かったです♪ 次回作、楽しみにしてます!
共感した(笑)
最近、良いなーって思う男の子がいても全然恋できなくて、もしかして私、感情欠落してんのかなとか思ってたんですけど、もしかして回収されたのかな?なんて思いました。 感情を売る人もいれば良いのに、と思ったけれど、そうしてしまうとこのお話の欠落感が損なわれるので駄目でしょうね…(^^; 雪見大福さんのお話は何作か拝見していますが、今回も面白かったです。次作も楽しみにしてます!
おもしろかったです
おもしろかったです!^▽^ でも、何か見覚えが…?? …気のせいですね。