【短編小説】写真
箱の中から大切そうにしまわれた、数枚の写真が出てきた。 そこには、高校時代の好きな人が写っていた。 「なつかしいな~!」 今、私は思い出箱の中身を整理している。形として残っている思い出をしまっていたのだが、とある理由でいらないものといるもので分けようと思ったのだ。 写真にはいろいろな顔をした彼が写っていた。 友達と無邪気に遊んでいるもの、変顔しているもの、ピースサインをして八重歯を見せて笑っているもの、どの表情も私には輝いて見える。この修学旅行、楽しかったな。 別に盗撮をしたわけではない。偶然自分が隅に写っているものを、きちんと買っている。 この写真を毎日見つめて、もの思いにふけっていたっけ。他のものは無造作に箱に詰め込まれていたのに、これだけは綺麗に揃っていた。すごく大切にしていたことを思い出す。 あれ?そういえば私、一回この写真にキスを…。うん、忘れよう。 10年越しに思い出された自分の黒歴史に苦笑する。 「さっ、片付けますか。」 静かに写真を裂いた。 シュレッダーにかけた。 彼と、他の女が隣に書かれた封筒と一緒に。
みんなの答え
辛口の答え
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すごいしか言えない、、、
まさかのどんでん返し! 僕、こういう小説好きです!! そしてこのわずかな文字数におさめていることもすごい! 尊敬します。
すごい!
まさかの展開が広がる小説でしたね! すごかったです!
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