能面 微ホラー 超短編 姉森洛扇
いつもの様に教室に入ると、クラスメイトは全員、能面をつけていた。超不気味。ってか何してんの?ドッキリ?私は戸惑いつつ席につく。一回も話したことがない隣の席の子。さすがに今日は話しかけてみた。「ねぇ、なんで皆能面なんかつけてんの?」返事がない。彼は微動だにせず私の方を向いたままだ。さすがに気味が悪くて、彼と意思疎通をはかるのは辞めた。でも能面をつける理由は気になる。私はクラス全体に向けて話しかけた。「ねぇ!なんで皆、能面つけてるの?」全員が動きを止め、私の方を向く。そしてクラスメイト達は私を取り囲んだ。「ちょっと!なんなの!?」そしてその輪はどんどん小さくなっていき、私は狭い人間の輪に囲まれる形になった。そしてクラスメイト達は私との距離をじりじりと詰めていった。能面は間近に迫り、私の顔に触れる。嫌悪感を覚え、「やめてよ!なんの冗談なの!?」と私は怒鳴った。だがそこで気づいた。 彼らの顔と能面は、ぴったりくっついている。つまり、彼らは能面をかぶっているのではなく、彼らの顔そのものが能面だったのだ。 私は絶叫した。 目が覚めた。夢だったんだ。ほっと息をついた。「朝陽!?どうしたの!?叫んだりして!」母親が部屋に入ってきた。 顔をあげるとそこには、能面をかぶり母の服を着た、母親ではないなにかがいた。
みんなの答え
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こわっ!
ふつうにこわっ!「朝陽」って子の顔も能面になってると思うとゾッとするなぁ・・・なってないことを願う!
あんぎゃぁぁぁぁ!
怖い!怖いよ! 最初怖い!中怖い!終わり方怖い!(全部怖いやん) これ微ホラ一じゃなくて普通にホラ一だよ! 何でこんな上手いのが書けるんだ…
良いですね!!!
すごく面白かったです。 特に最後の結末がゾワッときました( ≧∀≦)ノ
おっ、好き…
少し不思議な作品が好きな私としては、とっても好みでした。面白かったです。 鏡見て、自分も能面だったらって考えたら怖かったです…! 今作も面白かったです!次作も楽しみにしてます♪