手繰る朱殷の緒
夏祭りの帰り道、僕は一人の少女を見かけた。 朱色の着物を着た女の子。水風船を持った、あどけない顔をした。 それだけを見れば普通の少女なのだが、何故か少女から目が離せなかった。 「ねえ君、ひとり?」 思わず、声をかけていた。 少女は吃驚したような顔を見せた後、ふふ、と無邪気に笑みを零した。 「びっくりしたぁ。お兄さん、私がみえるの?」 「え...?」 私がみえるの? 僕の顔を覗き込む少女は楽しそうに笑う。 コロコロとした鈴の音のような笑い声が、耳の奥を細かく揺らす。 まるで、普通は見えないみたいな。 「あはは、めずらしー」 幼い、たどたどしくも無邪気な喋り方に吸い込まれそうになる。 少女は下駄をからん、と鳴らした。 アスファルトに気がぶつかる音が、人ごみの中に響く。 「きょうね、ひさしぶりにここに来たのー。楽しかったなぁ」 「その水風船も今日取ったの?」 「うん。でも、もうかえらなきゃ」 じゃあねお兄さん、と少女は背を向けて走り出す。鳥居に向かって。 呆気なく去っていった少女を見送りながら、僕は笑みを零していた。 少女は鳥居をくぐり、そして暗闇の中消えていった。 __あそぼ。またこんどあったら、お兄さんも。 __きっとすぐ、また会えるよ。 耳元で少女の声が聞こえた気がした。 ふわりと、鉄の匂いが鼻を掠めた。 ▽▽▽ ばぁるです! 初めて書いたのでうまく書けてるかわかりませんが... 感想とかアドバイスとか、待ってます! 辛口NGで、お願いします!
みんなの答え
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すごすぎませんか…?
11歳で初めてでこの文章、めちゃくちゃすごいです…! 描写の一つ一つが分かりやすく、雰囲気も今の季節にピッタリでとても好きです。
0K!
初めて書いたとはおもいません!すごくよい! もっと表現をけんきゅうすればよくなるよ! ちなみにすみ!は、お母さんのいとこガ、マンがと、しょうせつ家で私は絵をかいてるんだよ! まあがんばれ!