私のどこが、そんなにいいの!?ー怪しい神主からはじまったー
ヤバイヤバイ!!急がないと。あっ!!私の名前は『山本 彩乃』いたってフツーの高校1年生。ん?遅刻したのかって?ないない、違うよ。私はこれでも、けっこう早起きなんだ。だったらなんで、ヤバいのかって?それは… 「おっはー!あやのん」 そう言って、私に毎朝抱きついてくる人が1人いるの。『三枝 友樹』私と同じ高校・クラス。そして、隣の席の人。私は今、この人に毎日毎日― 「今日も可愛いね。そして、その塩対応も変わらない、クールなキミも好きだよ。」 などと告白されてるんだ。私はそんなに美少女じゃないし、成績も平均よりちょっといいだけ。運動神経もそこそこだし、好きになってもらえるところなんて1つもない。そして、1番の問題は 「せっかくのイケメンなのに…」 私がそうつぶやき、ため息をつくと 「えっ!今あやのん、俺のことイケメンって言った?とうとう俺の気持ちを受け止め」 「ちがうから」 「えぇ。バッサリ切り捨てた。なんか悲し。」 そうだ。問題は、友樹くんはイケメンなのに、私というどこにでもいるようなヘーボン女子に毎日構っているということ。これでは、せっかくのイケメンが台無しだよ… 「私のどこが、そんなにいいの?」 「えっ、全部だけど」 毎回毎回、友樹くんはそう言う。 神様。私のモテ期が今だなんて、絶対に言わないでぇ!!!!! ー1年前ー 「あぁ神様。どうか私をS高校に合格させて下さい。そして、私にモテ期を呼び起こさせて!!」 私は、去年の初詣で神様にそうお願いした。したのだが… 「私は、イケメンじゃなくても、普通の人で良かったのに」 ………。 「いや、やっぱおかしいよね!!いくらなんでも、こんな平凡な私がイケメンにモテるなんて」 そこまで来てハッとした。そして、胸元のお守りがわりのネックレスを手に取る。 「確かこれ、誕プレにって神主さんからもらったけど…よくよく考えればなんで私の誕生日知ってるの?」 一瞬で怪しく見えた、そのネックレス。私は、思い切ってひきちぎった。 ブチッ!!!!! 「ハッ!」 私は、飛び起きた…? 「ということは、全て夢?」 『フン。もう起きたのか、小娘よ。』 え、何これ。耳元から人の声がする。でも周りに人なんていないし。 『せっかく、願いを叶えてやったのに』 ブツブツブツブツ。 「あの、どういうことですか?」 思い切って聞いてみた。 『おうおうおう。そんなに聞きたいのならば、教えてやろう』 そう言った謎の声は、神様だと名乗った。そして、昨日の初詣で私が『1度は、普通の女の子になりたい』と願ったから、叶えてあげたいと思ったそうで。 『どうせおぬし、昨日は誕生日じゃしな。だから、こうして【夢】で叶えてやったのじゃ。ちゃんと、おぬしの受験する高校の第1志望に通わせてやったじゃろう?』 た、確かに 「じゃあ、あの。友樹くんとは…?」 『あぁ。あいつか。それはヒミツじゃあ』 フォッフォッフォッ 「何、今の」 これは、森山 花奈が柏木と両想いになる2日前に起きた出来事である。 《END》 作者の咲楽です。花奈ちゃんの設定を少し変えてしまいましたが、楽しんでいただけましたか?私も、最初は恋愛小説のつもりで書いていましたが、話が進むにつれこのように花奈ちゃんを登場させることになりました。 感想、アドバイス、書いてもらえたらうれしいです。(人*´∀`)。*゚+
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すごい
11さい、同いどしですね! さいごの言葉がすごくよかったです!