短編小説みんなの答え:1

思いの詰まったカーネーション

「はいっ!マーマっ!」 私、白澤蘭。妹はめっちゃ可愛い!白澤莉里。って…。こういうのをバカっていうんだよね。 大学生なんだけど、ちょっと特別な大学生。 「おやすみ、莉里。」 莉里の横にママを置く。 この人形ーママは私のだけど莉里にあげた。 ピンク色のウサギ。 真丸のくりりとした目…。 「ママっ!ママっ!起きてよ…。」 涙を出しながら泣きじゃくる莉里。 茫然と立つ私。 そして横に並ぶお父さん。 「じゃ…僕、仕事に行くから…。」 本当は仕事どころじゃないくせに。 さっき、肩震わせてんの、見えたよ? 「莉里…。」 「ママはもういないの?ママともう喋れないの…?」 「…。」 何もいえなかった。 あんなに泣きじゃくる莉里初めてみたから。 どう言ってあげたらいいの?どう対応すればいいの? 答えは一つ。 「私がこれから、ママだね。」 「お姉ちゃん…。」 スヤァ…。 「もう寝たの?はやいなぁ…。」 ついさっきまで泣いていた目はもう消えている。 「宿題でもやるかなぁ…。」 ささっと宿題終わらせて、寝るかぁ…。「終わったぁー!」 パパもそろそろ帰ってくる頃。 「おやすみ、莉里。」 「お姉ちゃんは、本当にママなの?」 「えっ…?」 頬の赤らみがなくなっている。 「お姉ちゃんは、ママじゃない!」 「…っ。」 「お姉ちゃんは、ママじゃない!本当のママはどこにいるのっ!?ママを返してっ!ママを…」 ガバっ! 「ハァッ…ハァッ…。」 すごい汗…。 「あ、お姉ちゃん…。」 「あ、うん!何?」 明るい声を出す。 「はいっ!マーマ!」 渡されたのは真っ赤に染まったカーネーション。そういえば今日は母の日だね。 私にカーネーション…? っていうことは莉里が私をママって認めてくれたってことだよね。 「ありがとう…!」 「えへへっ!」 これからもわたしはあなたのママです!

みんなの答え

辛口の答え

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やさしい…

年下から失礼します! 妹さん(名前書けなかった…)の愛情が凄く可愛い!


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