短編小説みんなの答え:1

【短編小説】ああ、醜いあなた ホラー?

「あなたも私に歯向かうつもり?!」 私は大きく声を張り上げた。 「い、いえ。そ、そういうわけではなくて…。」 「じゃああなたは黙ってて!」 「は、はい。すみません…。」 この顔、私を恐れて、反論したいけどできない。この哀れな顔が大好き。体のなかからゾクゾクとして気持ちいい。 これも私が何もかもを持っていて、美しいから。性格さえ良ければ、なんて言う人もいるけれど、そんな人達も私には逆らえない。生まれながらの外見と能力が全てを成すのよ。 私が、ここで一番なの。 「ふふっ。」 思わず笑い声が溢れる。なんて幸せな毎日。 家に帰って眠りにつくまえ、私はいつものように鏡に自らを写す。細く、長い手脚。白く、きめ細かい素肌。完璧な顔。生まれたときから賞賛される私だけの華々しい外見。頭脳。身体能力。 自分に酔う。鏡に映る頬をなぞる。 「ああ、なんて美しいの。」 次の瞬間、どこからともなくしゃがれた声が聞こえた。 「ああ、なんて醜いの。」 「え?」 突然聞こえた謎の声に驚き、後退りをし、辺りを見回す。この家には私以外いないはず。 「誰よ!何なの?!」 「誰だろうねぇ。」 くっくっと笑う声に恐怖を感じるが、このままではいけない。私が一番でなければいけない。強気で返す。 「いいから出てきなさい。すぐに警察に突きだしてやるわ。」 「醜いねぇ。」 「話を聞くのよ!出てきなさい!」 「醜いねぇ。」 「私は醜くなんてない!美しいわ!」 泣きそうになる。体が震える。なんだ、この得体の知れない声は。 「あんたは可哀想だねぇ。小さい頃は、性格も見た目も美しかったのに、そのせいでいじめられてから、すっかり醜くなっちまった。おまえさんは真っ黒だねぇ。」 「うるさい、うるさい!」 「鏡を見てごらん。」 もう私には逆らう勇気は残ってなかった。ゆっくりと体を鏡に向ける。 そこには、見るに耐えない姿が映し出されていた。 「お前さんの心だよ。」 醜い私。醜い私。 気づけば鏡から「私」が出てきて、私の頬をなぞっていた。 「ああ、醜いあなた。」 無数の手が私を鏡に引きずり込んだ。 「いやぁぁぁぁ!」 彼女の悲痛な叫び声を、聞いた者はいなかった。 あなたも気をつけてくださいね。あんまり怨まれることをしていると、鏡に引きずり込まれるかも。多分、大丈夫だとは思いますがねぇ。では。 初のホラー?です。良ければ感想ください。

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子供こどものSOSの相談窓口まどぐち[文部科学省]

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みんなの答え

辛口の答え

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おお・・凄い・・

文章力もストーリーも申し分ないですね!(上から目線でごめんなさい・・。いや、ホント凄いと思います) 可愛いと言われ続けると性格は悪くなってしまう・・。 この世に完璧な人はいないんですね!(何故その結論に至った?)


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