幼馴染みに恋をしました
私には好きな人がいる。その人の名前は、尾崎琢磨。 彼は勉強も運動もできる。しかもモテモテで、私の幼馴染み。 それに対して、私は勉強はそこそこだが、運動無理。体育は拷問です。 彼とは家が近くで、一緒に帰る。それがどんなに幸せなことか。 「凛、先に門の前で待ってて」 「うん、早く来てね」 琢磨は日直だ。階段を降り、靴を履き替える。部活がなくてよかった。 歩いて門まで向かった。 しばらくして、琢磨が走ってきた。 「よっ、お待たせ、んじゃ帰ろう」 私と琢磨はいつも通り会話しながら帰る。 別れ道についた。いつもここで別々になる。 だから、ここが嫌いだ。引き離されているみたいで。ずっと彼と一緒にいたいのに。 「__あのさ、凛」 琢磨が真剣な表情で話しかけてきた。 「どうしたの?」 「俺…、凛のことが好きだ。付き合ってください!」 嬉し涙が溢れそうで、必死に耐えた。 答えなんて、もちろん決まっている。 「私でよければ…お願いします」