好き?嫌い?それとも、嫉妬? ~あの子の好きな子~
「蓮樹~!一緒に帰ろーぜ。」 「快斗!いいよ!」 僕、坂野蓮樹。親友の革田快斗と帰るところ。 「あっ、快斗!蓮樹くん!私も一緒に帰る!」 そう言って来たのは鈴森和湊。 「おう、和湊。いいぜ。」 鈴森さんは快斗の彼女。 「そうだ!蓮樹くん。この前はありがとう。はい、これ。お礼に蓮樹くんの好きなスノーボールクッキー作ったの。食べてね。」 鈴森さんは生徒会長として気が利くなぁ。 「ありがとう。って、なんで僕がスノーボールクッキーが好きだって知ってるの?」 「だって快斗が蓮樹くんは甘党だってこの前聞いたから。あと、給食のデザートでミニタルトがでたとき本当に嬉しそうに食べてたでしょ?粉系が好きなんだな、って思って。」 さっすが、生徒会長。観察眼も優れてる。 ちなみに鈴森さんが“ありがとう。”って言ってるのはね、この前、有原美香雨と鈴森さんの衝突を解決したからなんだ。 「あ!今日、私、塾だった!ごめん。先に帰ってるね。本当にごめんね。じゃあね!」 鈴森さんはそう言って走って帰っていった。 「転ばないかなぁ。」 快斗が心配そうにつぶやいた。 「快斗はいいな~。あんなにかわいい彼女がいて。」 「おい、彼女って言うなよ。恥ずかしいだろ。」 「ごめーん。快斗、顔赤くなってる~」 「うるせぇ!」 こんなに快斗のかわいらしいところ初めて見た。 「でも蓮樹。お前だってかわいい彼女がいつかできるかもしれへんぞ。今年中に。」 「えー。僕にも彼女できるかな?」 「絶対できるって!だって蓮樹はあの有名な少年探偵の杉浦唯有のいとこだぞ?頭はキレてるし。」 「その自信はどこから出てくるんだよ…。いやぁ、でも欲しいな。彼女。」 僕にも好きな人いるんだけどなぁ。滝谷咲良。ほんわかした笑顔で癒されるんだよな。 「ん、じゃあな蓮樹!」 「じゃあな、快斗!」 「よっしゃ!」 今日は席替えの日。隣は滝谷咲良!嬉しすぎてよっしゃ、ってつぶやいちゃったよ。 「よろしく、坂野くん。」 あぁ~~この笑顔最高だぁ~~ 「よ、よろしくっ!」 「ねぇ、坂野くん。ここの問題が分からないんだけど…。教えてくれるかな?」 「滝谷さん!全然いいよ!僕、算数得意だし。」 「やったぁ。ありがとう。」 あぁ、幸せです。 僕と滝谷さんの仲は良くなっていった。 『お前だってかわいい彼女がいつかできるかもしれへんぞ。今年中に。』 快斗の言葉がよみがえる。 よし!好きな人でも聞いてみるかな? 「ね、滝谷さん。滝谷さんって好きな人、いるの?」 「え…。もう、坂野くん!やめてよ!恥ずかしいじゃない…。けど、教えてあげる!」 口を耳に当ててきた。 「………くんだよ。」 …?僕は雑音のせいで聞こえなかった。が、滝谷さんは頬を赤らめていて気まずそうな雰囲気を出してきたのでもう一度聞くのはやめておいた。 「なぁ、快斗。滝谷さんって誰が好きか知ってる?」 「滝谷?あぁ。滝谷咲良ね。え、もしかしてお前、滝谷咲良のことが好きなのか!?」 「おい、声でかいって…。」 「ねぇ咲良。良かったね。好きな人が今、前にいるよぉ。」 「え、でも私の好きな人が好きな子。いっぱいいるじゃない?」 「そうだね。ま、本人も勘付いてるけど思うけどさ。」 女子たちの会話が聞こえた。 本当に滝谷が好きな人って誰なんだ…?
みんなの答え
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無題
理想のラブコメです(笑) いつか、付き合えると良いですね
キュンとしました!!
もっけ飴です(*´∀`*) この前の小説に回答してくれてありがとうございます!! 凄くキュンとしました♪ 若干すれ違い(?)気味なのがもう最高ですね! 引き込まれてしまいました…笑 次回作も読みますね! それでは~。