なぞなぞ
夏休み。公園のブランコに乗ってボーッとするのが楽しい。 「ママはママでもみんなに嫌われるママってなんだ?」 声の方を見ると私と同じくらいの年の背格好をした男の子がいた。 「なんですか?急に。」 「何ってなぞなぞ出してるんどけど?」 「見ず知らずの女子にそんなことしないと思うんですけど……」 「一人だったから話そうと思って。」 そう。私はずっと一人。クラスの子にはいじめられ、親は仕事ばかり。 「……ワガママ。」 「せいかーい。じゃあまた。明日この時間にここ来てね」 ポツンと残され呆然とする。何?急に。 ~次の日~ 昨日のようにブランコにいた。 「いっつも門にぶら下がってるケーキはなんだ?」 昨日のように男の子が問題を出してきた。 「モンブラン。ね、名前くらい教えてよ」 「たすく。君は?」 「ゆき。」 それから毎日会うようになった。 「好きなフルーツは?」 「マンゴー。たすく君は?」 「俺もも。ももは正義だぜ☆」 明るくて優しいたすく君を私はどんどん好きになった。 「学校どこなの?」 「秘密。ゆきは第4小だよね?」 「うん」 たすく君は秘密が多い。でも、そんなミステリアスな部分さえ好きだった。 「ゆき。好きな人居るの??」 「え?なんで?多分居るけど……」 するとたすく君は少し寂しそうな顔をした。なんで?なんでそんな顔するの?私が好きなのはあなたなのに。 夏休み最後の日に事件は起きた。 「見てよ!陰キャゆきがぼっちで公園いるんだけど!」 「まじ……やっば!」 クラスの女子たちだ。あいつたちは私に近づいてきて砂をかけたり、蹴ったり。もういや! 「やめろよ!」 「あんただれよ!」 「人をよく楽しそうに苦しめられるね!恥ずかしくないの?」 「っ。とりま帰るよ!」 たすく君…… 「大丈夫?」 「うっうっ。怖かった…怖かったよぉ」 好きな男の子の前で泣きじゃくるって…もう消えたい…… 「落ち着いた?」 「うん。ありがとう。」 「木は木でも、俺が大好きな木は?」 木?木?わからない。今まで簡単だったのに。そういえばもも好きだったっけ? 「ももの木……」 「ブッブー!正解は……ゆきだよ。好きです。秘密にしてたことも全部教える。俺なら、ゆきを守れるよ。だから、付き合って下さい。」 「はい。喜んで。」 こうして私の初恋は実った。この先何十年も愛し合ったとさ。完 ありす子ちゃんです☆急に降ってきたので忘れないうちに急いで書きました。 長くてごめんなさい! 感想お願いします!辛口でも全然大丈夫です。お願いします!!
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うわ~っ!!
たすく君イケメンかよ…なんだよ好き…えっ…。 俺なら守れるよ、って言葉で告白してくるのは惚れるっきゃない…え、好き…。 素敵なお話でした…ありがとうございます! 次作も楽しみにしています♪