【#短編小説】最後の望み
これは、脱獄を推奨するものではありません。 俺はケンタ。一緒にいるのが、友達のベンとシンジ。実は…強盗殺人犯として、捕まっちゃったんだ。ま、冤罪なんだけどね。何回抗議しても変わらなかったから、諦めたんだ。それでベンが、 「脱獄しちゃう?」 って言って、脱獄をすることになった。俺達は、夜になると探索をする。作戦会議もこの時間だ。昨日は、看守休憩室に忍び込んで、スタンガンを手にいれた。今日、脱獄を実行する。今あるスタンガン、非常口の鍵、ピンセット、懐中電灯、ロープを使って脱獄をしなければならない。 「ふぅ…緊張するな。」 心臓がドクドクと鳴る。 「ここまでやって来たもんね!」 「夜、どう行動するか、確認しとく?」 あ、それいいかも。 「えーと、確か…」 「ん、それで…」 話し合いの結果、今いる側構に入って、食堂に向かう。着いたらそこからでて、階段を下りる。そこから二手に分かれて、俺はピンセットで鍵を開ける。2人はその間の見張り。開いたら向こう側にある非常口から脱獄。っていう流れになった。 「んじゃ、夜、この側構でな。」 そうベンが言って、俺達は別れた。 「よし、揃ったな。」 そのベンの声で、俺達の脱獄計画は、幕を開けた。まずは食堂に向かう。 「ふぅー緊張するぅー!」 「落ち着けって、大丈夫。」 「ほら、食堂に着いた。」 俺達は、側構を下り、階段へ。 「じゃ、ケンタ、任せたよ。」 「おう!」 俺はピンセットを取りだし、鍵の開錠をする。 「くそっ!」 なかなか開けることができない。初めてだからか。 ~20分後~ 「ふう…。」 鍵の開錠に成功した。 「二人を呼ばないとな。」 俺は階段を上がった。しかし、誰もいない。 コツ…コツ… 靴の音だ。 「ああ、二人とも、そこに_」 いたのは… 「見つけたぞ。ここにいたんだなぁ。」 看守だった。 「!!」 階段を下りると、扉がある。向こうの非常口の鍵は、持っていない。前には看守。絶対絶命だ。 「ここまでか…!」 俺は、最後の望みを2人に託し、看守に捕まった。 「シンジ!」 「ケンタ!?」 なんと連れてこられたところには、シンジもいた。 「お前逹、脱獄しようとしたな?」 看守が言った。 「は、はい……。」 「残念ながら、この刑務所は、厳重に警備されている。ほぼ不可能だ。もう1人も、もうじき捕まるだろう。」 (ベン…) 「お前逹は、10日間ほど、この独房に入ってもらう。反省するようにな。」 「はい…。」 「分かりました…。」 やっと出たのは消えかけた声。それぞれ独房に入れられた。運良く、シンジとは隣になった。 ズ… シンジが壁に背をつける音が聞こえる。会話を試みた。 「うーん…。鍵は開けれたんだけどね。」 『ベンは、どうなったんだろう。』 会話は、できるようだ。 「あいつだから、もう抜け出したんじゃない?」 『そうかもね…僕たちは、どうなるんだろう。』 「さあ…。」 『助けて…くれるかな。』 言葉を探している、そのときだった。 『ベン?』 「ベン!?」 シンジのところに、何かあるらしい。 『ああ、やっぱりいた。それにつかまって、通気口から出てくれ。』 ベンの声だ。やっぱり、シンジのところに何かがある。紐のような音と、金属の音がした。シンジとベンは、少し会話を交わすと、通気口からロープが垂らされてきた。 『じゃ、ケンタもそこから出てくれ。』 ロープにつかまると、どんどんひかれていった。通気口から出てみると、ベンとシンジがいた。 「これで俺達…」 「抜け出せたね!3人で!!」 溢れ出しそうな感情を押さえながら、俺逹は森走った。 「楽しいね。」 シンジがそう言った。 「ああ、そうだな。」 俺とベンが同時に言った。この時間、これからもずっと続いてほしいな。 どもこん!さっぴでーす!!皆さん、いかがでしたか?感想、お待ちしてまーす!!では!
みんなの答え
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さっぴさ~ん!
ども。ななりんでございます! これ読んでて気づきました!日常組っぽくね?って!そして作者様をみたらさっぴさんだったとは!スゴく面白かったです!ありがとうございました!また書いてください!