さまーばけーしょんっ!
私、成宮 莉子!(なるみや りこ) どこにでもいる、大量生産型の女子中学生です! でも、私!一つだけ自慢させてもらいますっ! 実は!超絶イケメンの彼氏がいるんです!!ウヒャー(*^▽^*) 名前は、桜井 隼人!(さくらい はやと) 頭脳明晰、体力抜群、そしてイケメン、そしてドS!そして、キス魔! 女子からは、毎度毎度キャーキャーきゃーきゃー…… 「私、桜井くんが好きかもぉ…」 という言葉を、何度聞いたことか。 でも、この私も隼人に恋しちゃってるわけだし。 気持ちは………分からないでもない。 隼人が、平凡かつ地味な私と、なぜ付き合ってるのか… そこら辺は、謎………謎の極み………。 ま、そんなことはお・い・と・い・て! 今回!私は、ある作戦を決行しようと思っています! その名も! 「隼人をデートに誘っちゃおう大作戦!(ハート)」 この夏休みという名の「チャンス」を!ものにしないでどーすんだっ! 絶対誘ってやる! そして、夏の、夢の、シチュエーションを現実にしてやるんだっ! では、さっそく…… ~LINEで~ 『ねっ!隼人!』 「何?」 『今度の土曜日、空いてる?』 『遊びに行かない?』 「ごめん」 「部活だわ」 『えー』 『じゃあ、日曜日は?』 「その日も」 『えー!マジで?』 『じゃあ、月曜!火曜でもいい!』 「どっちも塾」 『水曜日』 「習い事」 「ごめんな」 嘘だろーーーーーーーーーーーーーーっ!おいーーーーーーーーーっ! いや、隼人!なんでそんなに予定詰まってんの!? これじゃ無理だ。デートなんか誘えない! やっぱ一筋縄ではいかない男だな………こやつ……… はぁ~、どうしよ、夏休み。 隼人をデートに誘うことだけ考えてたのに。 え、何? 「宿題のことは考えてないの?」だって? そりゃ、当然!”考えてない“に決まってるでしょ! ………あっ!いや!ごめんなさい! あきれないで!私のこと、バカって思わないで! すると、突然。スマホが鳴った。 「隼人か」と思って、素早く確認すると、案の定「隼人」だった。 見ると、 「なんてな」 「そんな予定詰まってるわけねーじゃん」 ……とのこと。 私は、内心ホッとした。良かった!チャンスある!って。 『やっぱね!』 『そうだと思った!』 『嘘バレバレ~!』 「バカ」 「だからって、その誘いにOKすると思うなよ?」 ………え?どゆこと? プチパニックが起こって、すぐにこう返信した。 『え?なんで?OKしないの?』 すると、 「する」と送られてきた。 な、なーんだ~。よ、良かった~。 ……って。そういえばさっきから、隼人に振り回されてばっかじゃん。 気持ちが全然落ち着かないよ~~! 「遊びどこ行く?」 「海?山?プール?」 『えー?ありきたりすぎー。』 『ってか、水着見たいの?』 『え!変態!隼人変態!』 「変態じゃねぇし!」 「そんなん言うんだったら、自分で決めろっ!」 『まーまー』 『そんな怒んないでくださいよー』 「お前のせいだろ!」 …っふふ。会話しながら、ニヤけちゃった。 楽しいんだもん、だって。隼人って、面白いんだもん。 はぁ…。私、やっぱ大好きだな~。 私の気持ちをこんなにも振り回すのは、隼人だけだ。 多分、一生好きだ。 隼人もこういうふうに思ってたらいいな。 私は、そんなことを考えながら、次の文字を打った。 『夏祭りはどう?』 「いいね」 隼人からは、すぐ返信が来た。 私のさまーばけーしょん! 楽しくなりそうな予感がします!
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
楽しみ!
見ました! 夏祭りの小説、いいですね また見せてくださいね(*≧∀≦*)キャー!
やったぜ!
神様 仏様 翔ちゃん様。最高です。 同い年なのに翔ちゃんさんがすごすぎて授業で書いた自分の作品がゴ○にしか思えません(w)