【短編小説】お姉ちゃん
「ねえ、お姉ちゃん!」 「どうしたの二乃?」 「ここがわからないんだけど……」 私、二乃。(にの)小学4年生。元気でポジティブな性格だよ。 今は、私のお姉ちゃんに勉強を教えてもらってるんだ! お姉ちゃんは、一華。(いちか)中学1年生。とーっても優しくて、私の自慢のお姉ちゃんだよ! 裏表がなくて、誰にでも優しいんだ。 「あー!なるほど。わかった!ありがとうお姉ちゃんっ!だーい好き!」 「わかってくれて良かったわ。」 そう言って、お姉ちゃんは満開の花のような笑顔で微笑む。 大好きだよ、お姉ちゃん。 「お姉ちゃんっ!ちょっといい?」 次の日。私は、お姉ちゃんの部屋のドアをトントン叩きながら言う。 しばらくまっても、返事がない。 「……お姉ちゃん?わからないところがあるんだけど……」 横の棚に飾っているテディベアが、早くどっかいけ!と言うようにこっちを見てる。 「お姉ちゃんー?聞こえてる?」 「ごめん二乃。わからないところはお母さんに聞いて」 いたんだ!でも声が、いつもよりきつい言い方。 「あと二乃も、少しは自分で考えるようにしてね。次からでいいから」 お姉ちゃん……? お姉ちゃんの声は、恐怖と焦ってる感情が混じっているように聞こえた。 「そうね。一華はね」 その後、私は心配だったので、お母さんにお姉ちゃんの事を相談してみた。 お母さんは洗濯物をたたみながら続ける。 「もうすぐ期末テストなのよ」 「あっ」 そうか。もうすぐ2学期が終わる。 中学生にとっては恐怖が近づいてくる時期なんだ。 「一華、昨日私に言ったのよ。 『テストで悪い点取ると、二乃の信頼失っちゃうんじゃないかな』 ってね。」 え?お姉ちゃん、そんな事思ってたの? 「だから普段よりものすごく勉強してるみたいよ。」 そうだったんだ。だからお姉ちゃんの声に、私の信頼を失う恐怖と、いい点取れるかの焦りが入ってたんだ。 「そんな事なら言ってくれればいいのに。大丈夫だよ。私はお姉ちゃんの点がどんなに悪くても、お姉ちゃんはお姉ちゃん。ずーっと大好きだよ。お姉ちゃんに伝えてくるよ」 「まって」 いこうとする私を、お母さんが引き止める。 「このままの方が、一華は勉強を頑張るでしょ。いっそこのままにしときましょ」 お、お母さん…… 「まあ、お母さんがそう言うなら。」 外の空を見ると、揺れてる木々が私に向けて良かったね。と伝えてるように聞こえた。 お姉ちゃん、頑張ってね。 いい点とって、一緒にパヘェ食べにいこうよ。 ん?誰のおごりかって? ……はっ!私ぃー!?私のお金、50円しかないよ!? ここまで読んでくれてありがとうございます^ ^ お姉ちゃん、いい点取れるのでしょうか? 感想待ってます。
みんなの答え
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おねぇちゃぁあん(泣)
お姉ちゃん…優しい(≧∀≦) 良いなぁそんな風になりたかった(自分姉) パフェ…ボソッ