幽霊のドキドキ研究室
「北条さーーん泣。」 「どうしたの花子ちゃん。」 「みんなに怖がられないんです。」 「どうしたらいいですか?」 「・・あっ。」 それはもうたぶん定番すぎて飽きられたんじゃ・・・。 これ言ったら落ち込むよね・・・。 「えっと・・きっとみんな強がってるだけだよ。」 「本当ですかっ、そうですね頑張ってみます。」 ガラっ はあ・・やばっ嘘ついちゃった・・・。 まっまあ私は研究にとりかかろう。 「あれっ北条さん。何してんの?」 「・・・・」 「さっき花子ちゃんとか話してませんでした?」 「いやっそんなわけ・・・。」 「北条さんってきもいところあるんですね。」 「・・・・キモイ・・・」 「勝手に私の研究室に入ってくんな💢」 「ほらっ速く出ていくっ。」 「へいへい。」 あっぶな。ばれるところだった。 私は何故こんな幽霊たちが見えるのかそれは・・別に霊感があるわけではない。なんでだ・・・。 あっこんなことしてちゃ時間が潰れる。 「北条さんーーーー。」 「ポカスカされました。」 「・・骸骨君・・怖くねえだろどう考えてもw。」 「もっと驚かさない?適当」 「そうですね。はいっ。 ふう・・これで・・ 「あっ北条さん今骸骨と話してた。」 あっばれたー。 「あの・・このことは秘密に・・。」 「えーっどうしよっかな。」 「じゃあ研究室見せてください。」 「あっ・・どうぞ。」 こいつはヤバい。ヤバすぎる・・・。 まあ見せればかえってくれるし…。 「あと研究してる姿も見たいですね。」 「なっ。」 「ばっかじゃないの。あんた。」 「俺はまじめですけど・・・。」 「もう好きにしろっ。」 「やったー。」 「おはよう今日も見せてね・・・。」 「・・・はい。」 「・・北条さんって女子といるとこ見たことないですね。」 「私は研究が好きなの。あんな人たちといたって・・・。」 「俺は北条さんのほうが好きですけどね。」 「うざい・・いい加減にしなっ。」 「・・はっ。違う。」 「そうですよねうざいですよね。」 「じゃあもう来ませんので。」 「さよなら。」 おっ大樹何話してるの。 「・・べつに誰とも。」 「つ・・・ううっ・・ひくっ。」 こんなだから私はいつも一人ボッチなのかもしれない。 「あっ大樹くんっ。」 スっ… 「うっ・・・・。」 大樹君ななにもいないかのように通り過ぎた。 帰ろう。 はっ大樹君っ。 「お前いつも一人で研究室で喋ってきもい。」 「もう北条はこの世にはいないんだよ。」 「えっ。」 「なのにお前は北条のいない部屋で一人で喋って頭おかしいんじゃねえの。」 「そうだったんだ。私が幽霊が見える理由。それは・・私もこの世にいないからだ。」 「なのに私はいつも偉そうに・・。」 「ごめんね、大樹君。怒っちゃって。私に話しかけてくれてありがとう。さようなら。」 「お前には見えないかもしれんけど俺には見えたんだ。このひとみに。」 ふわふわ 心地の良い風が私を包む。 私がどんどん透けているのが見えた。 最後に大声で言おういままで・・ 「ありがとーーーーーーーーーーう。」 「北条さん。」 「待って消えないでくれ。」 スっ… 私はその最後の大樹の言葉を聞いて消えた。 大樹はこう言っていた。すきだ・・・・。 ありがとう。ありがとう。 読んでくれてありがとうございます。 みいからでした。 あなたたちにも素敵な恋に恵まれますように。