短編小説みんなの答え:0

雨上がりの朝顔は濡れてなかった

「えっ、嘘でしょ。きゃーー!」 部活帰りに突然降ってきた雨。 しかも、学校を出て横断歩道を渡った直後の事だった。 とりあえず、私は雨宿りのため屋根がある場所に移動した。 とはいえ…。私は、憂鬱に空を見上げた。 終わりそうもないこの雨。 「軽くやんだら走るか…」 そう言って前を見据えていると、疑わしい光景か目に入った。 部活仲間の、西野さんがこの大雨の中傘もささずに歩いているのだ。 それだけでも、変わった光景だがもっとおかしいのは、西野さんが全く濡れていないのだ。 私だってすぐに屋根に隠れたものの、方や髪などはけっこう湿った。 なのに、西野さんは洗濯したばかりの服!くらいの輝きを持ってるくらいだ。 私は、気になり声をあげ、話し掛けた。 「西野さーーーん!おーい」 西野さんは、ちらっとこっちを見たものの、また歩き出したので、私は意を決して走って駆け寄った。 「ねぇ、西野さんっ。何で濡れてないの?」 私はなるべく濡れないように、部活用のボストンバックを頭に乗せてる。 「…別に」 いや、別にってこたぁないでしょ。 心の中でそうつっこむ。 「水避けでもしてるのっ?違う?じゃあ、何でー」 少しでも西野さんの気をひけるように話し掛ける。 すると、私が色々話し掛けすぎてしつこくなったのか、西野さんは一言だけ言った。 「私は朝顔だから。」 そして、今度こそ走って帰って行った。 私の頭の中には、ハテナマークが渦巻いている。 朝顔だから?朝顔って濡れないの? 「ええそうよ。よく知ってるわね」 「え…」 私は家に帰り、さっきの話をするとお母さんがこんな話をし出したのだ。 「まぁ、迷信みたいなものよ。人間に晴れ女とか雨女とかあると同じく、植物にもあるっていう話。で、朝顔は晴れ女なんだって~変な話でしょう。」 お母さんはそこで区切ったが、私はあることに気が付き、とっさに棚に飾ってある部活メンバー表を見た。 そして。 「あった」 私が見ていたその先に書いてあったことは_ 『西野 朝顔』 私は、西野さんが晴れ女なのか、植物なのかは未だに分からない。             END こんにちわ!利久です。(`・ω・´) このようなファンタジーっぽいお話を書いたのは初めてです。 そして!朝顔が植物の晴れ女っていうのは、バリバリフィクションですので(笑) アドバイスや感想、いくつでも受け付けています。 また、次回作も楽しみにしててください!

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