俺が死んでも絶対君を守る。
俺はこの前事故で死んだ。 この前って言ってももう49日。 でも、死んだことに悔いはない。 一番守りたかった人を守れたから。 守りたかった人とは俺の彼女。琉歌(るか)。 夜の12時になれば俺はこの世から消えてしまう。 今は11時45分を回ったところ。 琉歌は毎日俺との写真を見ながら泣いている。 正直、今すぐにでも 「泣かないでー俺は元気だよーいつも見てるよー」 って言ってあげたい。 そんなことすら叶わないのか。 [ガチャ] 玄関を開ける音がした。 写真を見ながら泣いていたはずの琉歌は、 「バイトバイト~♪」 と歌いながら玄関を開ける。 気持ちの切り替えが早いのが琉歌の長所といえる。 琉歌はコンビニでバイトをしている。今日は12時からか。 俺がこの世からいなくなるまであと数分。 その時間は、一番心配な琉歌の観察タイムにする。 俺が死んだ横断歩道に来た。 青信号なのに琉歌はその横断歩道を見て呆然と立ち尽くしている。 赤信号になった途端、はっと我に返り「青信号だったのに~」と後悔している。 今の信号を逃せば、バイトに間に合わない確率が高くなる。 何故なら、ここの青信号は短いくせに赤信号はとてつもなく長いからだ。 今は11時59分50秒。もう間に合わない。 と同時に赤信号が青信号に変わった。 琉歌は間に合わないと確信し、開き直ってゆっくり歩き出した。 すると、横から信号無視をした車が琉歌に向かってきた。 俺は信号無視の車にぶつかって死んだ。 同じように死んでほしくない。 ふと頭の中に、生きていた頃の記憶が蘇ってきた。 「俺が死んでも絶対に琉歌を守る。だから安心しろ。」 もし死んだらどうするかの話をしていたときに話した言葉。 『守らなきゃ。琉歌を。』 果たさなければいけない。これが俺の使命なんだ。 11時59分59秒 俺は俺が死んだときと同じように琉歌の背中を押し、 12時00分00秒になると同時に、この世から消えた。 どうも、湊です! 最後まで読んで頂きありがとうございます! いつもとは違う視点で書いてみました。 どうだったでしょうか? 楽しんでいただけたなら幸いです。 コメントをくだされば、オゾン層にまで翔んでいくほど喜びます。 たくさん小説を投稿できるよう、想像力を常にフル回転させますので 次も読んで頂けると冥王星まで翔んでいくほど嬉しくなります。
みんなの答え
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ひょおー!!
センスある! 一回目に事故から琉歌ちゃんを まもってなくなり… 二回目に、さいごのさいごに 琉歌ちゃんをまもって…消える… 彼氏がこのひとでよかったね、琉歌ちゃん!! って言いたい! なきそうですっ
さすが!恋の力!
とてもすごいです!さすが!恋の力!と思います!そんな感動する。話久しぶりです!もっと短編小説つくってください! がんばれ!がんばれ!がんばれ!がんばれ!がんばれ!がんばれ!がんばれ!がんばれ!がんばれ
感動ですぅ~
最後の最後の最後で いいえ、最期で 大好きな人を守るっていうのが感動です🥺
すごいです!感動しました!
湊さん! とっても文章を書くのが上手で驚きました! 「俺」の彼女を守ることに一生をかけて後世でも彼女を守る「俺」の姿に感動しました。それだけ「俺」にとって彼女が大事な存在であることが伝わってきました!! また、過去と現在を重ねて描く、というアイデアをほしいくらいです。 他の作品も楽しみにしています!
良いですね~!
もっけ飴です(*´∀`*) 感動しますねー! 湊さんの作品は毎回凄いです! こんな視点も上手く書けるなんて凄い… 追記 オゾン層と冥王星て笑 センスありますね~(?) 次回も楽しみにしてますね!! それでは~。