枕元の花はまるで君のように。
「…なぁ、どうしてこの花を育てようと思ったんだ?」 「…...私みたいだったから。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー俺は悠介。普通の中学生。今日もアイツのいる病室のドアを開ける。 「おーい桜、来たぞー」 「あ、悠介。ありがとー」 コイツは桜。俺の幼馴染み。ちょっと前に病気が見つかり、余命1ヶ月との事だ。余命宣告から毎日俺はコイツの見舞いに来ている。…あれ? 「その花、どうしたんだ?」 「あ、これねーお散歩してたら見つけたの。なんだか私みたいで…」 「? どうゆう事だ?」 「このお花ね、日陰に咲いてて、お日様と逆方向向いてたの。それが…余命から目を背けている私みたいで…」 桜は泣きそうな全てを諦めたような顔をした。 「ねぇ悠介、これはあくまでも私の勘なんだけど…私、あと3日位で死ぬ気がするんだ…」 俺は驚愕した。声が出なかった。…桜の勘はだいたい当たるんだ。 「それで私からお願いなんだけど…私が死んだらこの子、ちゃんと最後まで育ててあげてほしいんだ。」 「…あぁ、いいよ。約束する。」 そうして、桜の最期の約束を必ず果たすと、誓い合う。気付けば涙が出ていた。 3日後、彼女の勘通り桜が亡くなった。俺はその日、アイツが息絶えるところを見たくなくて病院には行かなかった。 拝啓、桜。 元気か?こっちは元気だぜ。お前との約束通りお前みたいな花を育てているんだ。またいつか、会おうな! 悠介より。 ーend-
みんなの答え
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やっぱりすごいですね!
どうも。ミルク多めのコ一ヒ一です。 雪見大福さんの小説たくさん見てますが今回もすごいですね! いつも参考にさせてもらってます! 次回も楽しみにしてます!では!