(怖い話)ここだけのハナシ
「お姉ちゃん。私の友達の彩ちゃんね、私の好きなカレの舞人君のこと狙ってるんだよ。あ、これここだけの話だからね。」 ああ、また今日もかあ。もう嫌になった・・私の妹の由香里は今年1年生になった。でも由香里と私だけでいるとき由香里は私にいろいろなことを話すのだが最後に必ず「ここだけの話だからね。」と言う。私はそれが嫌で嫌でたまらない。だから他の人には秘密にしてるってことにしてるけれど、私は私の友達に全部ばらしてるけれどね。 しかしある日。妹は高熱を出した。そして静かに息を引き取った・・ そしてお葬式が終わり、家には仏壇が置かれた。 その夜。私が寝ているとき隣に何かいるような気がした。そこを見ると由香里が立っていた。あの死んだはずの由香里がいた・・ 「由香里!なんであんたここにいたの!?」 「なん・・ばら・・たの・・」 「え?なんて言ってんの?」 「なんでここだけの話ばらしたの?」 「え?いや・・その・・」 「言わなくてもいいよ。私言いたいことがあってここに来たの。閻魔様がお姉ちゃんを連れてこいって言われたの。これここだけの話だからね。」 「はあ!何変な冗談を・・待って・・息が・・苦し・・い・たたた・・助けて・・」 「お姉ちゃん。やっと死んだね。じゃあ地獄へ行こう。すぐ着くからね・・ふふ。・・」 私と由香里は一緒に浮かんだ。下にはマグマがあった・・ 「ばいばい、お姉ちゃん。楽しんできてね。」 私はマグマの方へ落ちた。そしてマグマに入ったとたん私は消えた。一瞬で消えた。私の姿はどこにもない。 由香里は今頃何してるんだろう。ごめんね、由香里。許して・・