短編小説みんなの答え:0

夢の中で起こったお話(少し怖いかも)

ある日の登校中の出来事だった。 ふとある違和感を抱いた。 前を見ても後ろを見ても右を見ても左を見ても音がしない。というか人も車もはしっていない。変だなと思いながら歩いていると50メートルほど先の角から人影が見えた。(よかったー!人がいた) と安心したが、その直後ぎょっとした。 服は所々破け、肌は不健康そうな紫がかった肌色で目は焦点があわず、意識がもうろうとしているように見えた。 その瞬間頭のなかで警告音が響いた。 (なにかがおかしい。早くこの場から離れろ!)という野生の勘が体を突き動かした。気がつくと周りを《奴ら》に囲まれていた。そいつらには心当たりがあった。よくゾンビと言われる姿だった。(これが夢であって欲しい)そう思いながら頬っぺたをつねったがしっかり痛い。マジかよ、もう、いいや。俺は腕を前にだし、噛ませてやった。ばりっと皮膚が破れた音がした後、じんわりと、でも確実に熱い『何か』が身体中に駆け巡っていき、俺はもうろうもしていた意識を手放した。 {チリリリリ! チリリリリ!} 「っは!っ、はぁはぁ夢かよ、よかった」 そういって俺はベッドからゆっくりと起き上がった。   夢で見た話?でした。

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