お手紙
「行ってきます、お母さん…」 桜色の振袖で、仏壇のお母さんに言った。 桜田美羽(さくらだみう)20歳。 今日が成人式。 お母さん、みてくれてるかな。 「美羽の振袖姿みたいな」って言ってたな。 「お母さん、そろそろ行かないと、」 そういうと鍵付きの引き出しから宝物を出した。 お母さんからの最期のプレゼント。 お手紙、封筒をそっと撫でて、あの日を思い出した。 大好きな美羽へ 『おかーたん!みうおてがみかいたの! おかーたんにあげる!』 小さい頃の美羽はそう言ってよく私に手紙をくれたね。 いつも、おかあさんだいすきって書いてくれて嬉しかったよ。 それからも毎年誕生日におめでとうの手紙をくれたね。 最近は老けたとか老人に近づいたとか、そんなことも書いてたね。 それでも嬉しかった。 でも、私は1度も手紙なんてあげられなかったね。 ごめんね。 美羽の好きな所、書こうかな。 ・優しいところ ・人を気遣うところ ・笑顔が素敵なところ ・少しだけ幼いところ 他にもたくさん、たくさん。 美羽、大好き! 最初で最期の手紙だね。 美羽、16年間ありがとう。 美羽をおいて逝くなんてダメな母親でごめんね。 これからも美羽は美羽らしく、がんばれ! 美羽のことが大好きな母、桜田美奈(みな) 「ふぅー、書きたいこと全部書けたかな? 美羽は分かってくれるかな…」 病院のベッドでほとんど寝たきりの私(美奈)は、娘、美羽に最期の手紙を書いた。 「美羽へ」 大きく、心を込めて、宛名を書いた。 思い残すことはもうない。 手紙をテーブルの上に置いた。 私はとても眠くて、深い深い眠りについた。 「お母さん、お母さん、お母さんっ」 16歳のある日、お母さんが亡くなった。 大好きなお母さんがもういないなんて信じられない。 その時、お母さんの担当だった看護師さんが、 「こんにちは。美奈さんの娘さんの美羽さんですよね? お母さんを助けられなくてすみませんでした。 それから、美奈さんは亡くなる直前に熱心に手紙を書いていたんです。 どうぞ。」 封を切って読むと、涙がこぼれた。 大好きなお母さん、今までありがとう。 そう思った。 手紙を読み終えて時計を見ると、まだ時間があった。 今度は私もお母さんに手紙を書こうかな。 ーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは!なっちゃん!!です! どうでしょうか? タイトル仮なので募集します! あと、アドバイス、感想などいただけると嬉しいです!
みんなの答え
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素敵です!
悲しいような感動するような、そんな物語でとっても素敵だと思いました! お母さんの手紙がとてもほっこりする内容で、素敵な親子なんだなぁ...、と思いました! アドバイスは、強いて言うならもうちょっとふわっとした表現があったらもっといいかも...?と思いました((語彙力なくてすみません いいお話をありがとうございました!次回も楽しみにしてます!
おーっ
よくあるネタを、オリジナリティ溢れる感じで書けてて、すごくいいなと思いました!面白かったです。 お母さんの手紙が、愛が伝わってきて良かったです。 アドバイス…というか、気になったところは、看護師さん、子供に対してちょっと冷たくない…?と思いました。 16歳ならこのくらいの対応なのかな…なにか意図がありましたら申し訳ないです|ω・`) 気になっただけなので!気にしないでくださいね! 素敵なお話ありがとうございました!次作も楽しみにしています♪
ほっこりしました
PINKです。 「お手紙」を読んで、ほっこりしました! 美羽のお母さんが亡くなって悲しかったけど、ストーリーが優しい感じで良かったです! 次回の短編小説も楽しみにしています!