短編小説みんなの答え:1

【短編小説】【恋愛×ファンタジー】 時空を旅する鳥

私の名前は佐倉穂鳥(さくらほとり)。 私は、喋る事ができない。 しかし、生まれつき声帯に異常がある訳ではない。 私の「声」は、特殊なのだ。 「声」を発した途端、私は知らない所に立っている。 私は「声」で、時空に歪みをつくれてしまう。 「声」を出した後気付いたら、私は知らない場所に佇んでいるのだ。 自分が転送されてしまう、という事。 戦争中の所、豪華なお城の中、人里離れた森の中…… 今まで、いろんな所に転送された。 私は、気に入った場所を探している。 何回か場所を転々としていたが、とうとう見つけた。 私の理想の場所。 そこは部屋だった。女の子らしい部屋だ。 すると、女性の声がしてきた。 「穂鳥!学校へ行く時間よ!」 おそらく、今回の母親だろう。 私は「はーい」と言いそうになったが、慌てて言葉を飲み込んだ。 (この場所を堪能するには、「声」は出さないようにしなくちゃ。) 中学校に行くと、私の隣には座っていた。 さらさらな髪。きりっとした目。 …かっこいい人だ。 「おはよう、佐倉さん。」 私は持ってきたスケッチブックに書く。 『おはよう。』 私はどの場所でも、喋れないという設定になっていた。 (あ、しまった……) 数学のノートを忘れてしまった。どうしよう…… 私が机の中を探していると、トントンと肩を叩かれた。 「佐倉さん、これ……」 彼…晴翔君は、破いたノートの紙を数枚くれた。 私は慌てて紙に書く。 『ありがとう!』 私はその時、心の中で何かが「コトン」といった。 恋…したのかな… ある日の部活からの帰り道。私は晴翔君とばったり出会った。 ラフな格好をしている。そういえば、晴翔君は部活入ってないんだっけ。 「佐倉さん…」 私はドキドキした。彼に見つめられるだけで、心臓が破けそうになる。 「俺…今までずっと…穂鳥の事が好きでした……っ!」 嬉しくて、嬉しくて、涙が溢れた。私は涙でしおれた紙に書く。 『私も』と。 それから数日後。私と晴翔は一緒に通学路を歩いていた。 「そろそろ穂鳥の誕生日だったよな。何か欲しい物あるか?」 私は微笑む。鞄からスケッチブックを取り出し、何を書こうか考える。 「声」を出せないのは不便だが、この場所からは離れたくない。 まだ、喋らないでおこう。この夢のような日々を送り続けたいから。 私は晴翔の顔をちらりと見て、ペンを走らせる。 end 恋愛小説です!恋愛とファンタジーをかけてみました。 表現とかなかなか難しかったです… 世界観わかりにくかったらごめんなさい! 感想を、よければください(^^)励みになります!

みんなの答え

辛口の答え

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ロマンティック………♪

harmony(´・ω・`)です!腹痛……((泣 良いですね!最後の終わり方が良いです!


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