ヒロとリョウ
「風が気持ち良いな~」 リョウにおんぶされながら、ヒロがこうつぶやく。ヒロは、生まれつき体が弱く、リョウと友達になる前から病院に入院している。 「ヒロ、いつでも屋上に連れて行ってやるからな」 リョウがヒロに言う。そう言った時のリョウの目には、わずかに涙が浮かんでいた。リョウには、ヒロがどんどん軽くなっていくのを感じていた。 …ヒロの病気は悪化していた。食欲は徐々になくなり、次第に体重も減り、痩せ細っていった。 (軽くなってること、言った方がいいのだろうか…?) リョウがこう思った瞬間、ヒロが突然苦しそうに咳をした。 「ゴホッ、ゴホッ…」 「おい、ヒロ!大丈夫か!?」 ヒロを抱えながら、リョウが言った。近くにいた患者さんが、先生を呼んでくれた。 手術はすぐに始まった。しかし、病気はひどく悪化していたため、ヒロは亡くなってしまった。リョウは涙が枯れるまで泣いた。そして、こう呟いた。 「あいつの分まで生きる。一生懸命生きようとしていた、あいつの分まで」
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
あなたは天才ですか?
えりちゃんって本当にすごいお方です! 将来、絶対立派な小説家になりますよ!
ありがとう!
えりさん、あなたは私の心の支えです。あなたがいるから私は生きていけます。 あなたが書く小説は私の宝物です。 あなたには感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。
美しい
このお話大好きです!美しすぎる…! そして、えりさんも美しいし、大大大大大大大大大大好きです!
素晴らしい!
感動しました!ヒロくんもリョウくんも強い人ですね! こんなに良い小説が書けるこの方は、きっと優しい人なんだろうな…
今回も感動しました!
前回も非常に良かったんですが、今回もとても感動しました! 大切な人の病気が次第に悪くなり、どうすれば良いか悩む人の心情をすごく上手に書けてて感動しました! やっぱりえりさんはすごいですね!