私を守ってくれるのは…
私、花岡凛(はなおかりん)。 お父さんとお母さんは三年前に事故で他界した。三年たった今、私はまだそのことを受け入れられていない。 「凛ー?移動教室だよー」 「あ、ごめんごめんー」 友達は出来たけど、やっぱり受け入れられない。 でもそんなある日のことだった。 「花岡凛様で間違い無いですね?」 「は、はぁ?」 なんなんだろう、この人。 「では、家にお送りします。」 は…?意味不明なんだけど?! まさか、ストーカー? ダッシュで家に帰った私はふと思い出す。 なんかあの人普通の服ではなかったなあ。 でもストーカーなんだし、それは別にいっか。 その翌日、朝。 「起きてください。花岡凛様。」 ……?!なんでいるの?! 戸締りしっかりしたし。なんで?! 「現在の時刻は7時27分です。花岡凛様は8時に家を出るのですよね?」 「……なんで知ってるの?」 色々怖くて不審だったけど、まずはそこを聞いてみる。 「いつも、見てますから。」 やっぱり変質者だ!家の中まで入るなんて! 「あと、朝御飯も作っておきました。では、お食べください。では私は業務時間終了となりましたので帰らせて頂きます。」 え…?業務?どういう事? 聞けないままその人は帰った。 そして夜、昨日会ったところにやっぱりその人はいた。 「花岡凛様、お待ちしていました」 「あのっ!朝、業務とかって言ってましたよね?」 「あの、花岡幸様からお聞きしていませんか?」 幸ってお母さんの名前だ。 「お母さん…?」 「聞いていないようですね。では説明します。私の住んでいる世界は人間界ではなく魔法界です。そこでは魔法を覚えます。魔法を用いて人間を助ける事も可能です。ただ、人間にこの事をバレてはいけません。」 …… 「幸様はとても優しい方でした。 私が人間界に初めて来た時確か13歳ですね。幸様にバレてしまったのです。でも幸様は人間にはバラしませんでした。そこから幸様と頻繁に会うようになりました。」 ……正直信じられない。 「でも事故にあって幸様は」 その先の言葉を予測する。 「あの、それって嘘では無いですよね?」 「当然です。」 お母さんと三年前に会っていてそのとき13歳ってことは私と同い年なんだ? 「同い年?」 「そういう事になりますね。」 次の日の朝、やっぱりその人はいた。 「あのー、今日学校まで送ってくれる?」 いろいろ聞いてみたいことがある。 「花岡凛様の願いなら。」 「あのさ。名前ないの?あと、私のことは凛って呼んで」 「私の名前はそうですね。じゃあ…」 「自分で決めるのー?なになにー?聞いてみたーい!」 「危ない!」 ブーーーー! 自動車にぶつかりそうになったみたい。 「……あ、ありがとう守ってくれて。」 初めは信じられなかった私だけど、次第に守ってくれるようになって私はいつの間にか恋心を抱いていた。 「凛!危ないですよ。」 「あーごめーん、岸。」 名前は騎士→岸にした。 凛呼びはあの日以来ずっと呼んでくれている。 そして。私は岸に恋をした。 今が伝えるチャンス。 「岸さ。私、岸のことが。」 「何でしょう?」 「好きだよ。」 「……そうですか。」 え?それだけ? 「では私の業務はこれを持って終了させて頂きます。」 え?え? 「花岡凛様のボディーガードでいられなくなった以上もう側にいることは出来ません。」 何で?だったら取り消すよ 「だったら、やっぱ……」 「が、ボディーガードとしてではなく恋人としていつまでも花岡凛様の側にいます。」 え…………? 「いいの?」 「私も花岡凛様の事が」 少し間をおいて言った。 「好きです。いつまでも」 end 初投稿でーす! ここまで呼んでくれて本当にありがとう! アドバイスよろしくお願いします!
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
この話知ってる汗
私この話知ってます。(ラストで君は「まさか!」と言うにあったはずです) わざとではないと思っているんですがそれにししては似すぎている!(さとさんを攻めてごめんなさい(_ _)) でも、面白かったです!
ボディーガード、グッジョブ!
ちょっと硬い感じのボディーガードがいいねー! 言う事なし!
すっごく面白かったです!
ローファンタジーもどき、と言いましょうか…めっちゃ面白いじゃないですか…!さとさん、書いてくださってありがとうございます! こんな素敵なお話を読めて幸せです(*´ω`*) ファンになっちゃう…次作も楽しみにしています♪
無題
うわっ! 人間の話じゃなくて魔法ぼでいーがーどの話も入ってるんだねー!(←語彙力無し) 新鮮な話だった!