助けてくれて、ありがとう
「ねぇ、植木さん。」 クラスメイトの山本さんに話しかけられた。 私は、植木美沙(みさり)。 「なに?」 「もう陸斗と話すのやめて。」 怒ったような怖い声でそう言われた。 ええっ? 陸斗とは、私の幼なじみのことなんだけど… 話すのやめてって、どういうこと? しかもなんか、怒ってる? いきなりすぎるよ。 「なんで?」 「なんでじゃないから!! とにかく陸斗としゃべるな!!」 山本さんは怒鳴ると、この場を去っていった。 私、陸斗と話さないなんてイヤだ。好きな人としゃべりたい。 うん、陸斗と普通にしゃべろう。 それから私は、山本さんにいやがらせを受けるようになった。 山本さんからいやがらせを受けてから、1週間がたつ。 今でもいやがらせは続いている。 物をかくされたり、落書きされたり。 がまんの限界だ。 もう、陸斗と話すのやめよう。 私は1人で学校へ向かう。 いつもはとなりにいるはずの陸斗が、いなくてさびしい。 陸斗には、「もう一緒に学校行けない」と伝えてある。 本当は2人並んで、学校に行きたいのに… 放課後。 私は、屋上へと階段を登る。 山本さんに、「放課後屋上来て。」と言われたから。 ガチャ。 私は屋上のとびらを開ける。 そこには、うでを組んだ山本さんが待ちかまえていた。 「前から聞きたかったことがあるんだけど。」 何?また文句? 「なんで今まで、いつも陸斗と一緒に学校行ってたの?」 それは… 「多分、家となりだから。」 ドン!! 私は山本さんにつきとばされた。 しりもちをついてしまう。 「はぁ!?陸斗と仲いいからって調子乗るな!!」 私、調子乗ってないし! 腹が立ってくる。 「陸斗は、私のもの!」 「ちげ一し。」 ! 陸斗の声がした。 陸斗はいつの間にか、屋上にいたのだった。 「なんで俺が、山本のもんなんだよ。 俺、山本のこと苦手…」 「えっ…」 山本さんがぼう然とする。 「オレ、見てたからな。今日だけじゃなくて、今までも。 山本が美沙にいやがらせしてるところ。サイテ一だよ。」 山本さんが、そんな…とロを開けている。 すると陸斗は、私の方へ走ってきた。 「大丈夫か?美沙…」 陸斗が私に手を差し出してくれた。 「あ、うん。」 私は陸斗の手を取り、立ち上がる。 「一ったく…ちょっとくらいは言い返してやれよ。 腹立つのおせ一って。」 「そうだね…」 私はひっこみ思案で、思っていることを言うのが苦手なのだ。 山本さんは悔しそうな顔をして、屋上を出ていく。 Γ陸斗…助けてくれてありがとう。」 私は陸斗に感謝の気持ちを伝えた。 Γどういたしまして。 急に、一緒に学校行けない、って言われてびっくりしたよ。俺きらわれたのかと思った。」 「ごめんごめん! それじゃ、一緒に帰ろう。」 「おぅ!」 きらってなんかいない。 陸斗のこと、好きだよ。END 読んでくださりありがとうございました。楽しんでいただけれぱさいわいです。 幼なじみの陸斗と美沙の話です! 自分で山本さんを書いていて、ムカッときました(笑)でも最後、スッキリしましたか? 感想待ってます。喜んで読みます。
みんなの答え
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良い!好き!
こんにちはぁ!エナガ大好きなシマエナガでーす! なんか、今すごくモヤモヤしていたんですけど、この小説読んだら元気出ました! ありがとう! すごいスカッとしたわー! いい小説ありがとう! では、さいなぁら!
すごいです!
陸斗くん優しいですね!すごくキュンキュンしました!! こうゆう小説はすごく大好きなんですよ!!また恋愛小説書いてくださいね!
無題
シチュエーション的に私も今似たような話を書いてました!(パクリじゃないですーー) だから是非いいところは真似て書いてみたいと思います
よかったです
すごかった、、、! シチュエーション的にはよくある系だけど 1つひとつの言葉が暖かいです。 気持ちがこもっているような。。 とにかくよかったですよ!
ワアアアアアオっ!
スカッとしてイェーイ! ってなりました!最高! 恋のことになると鬼のようになったり 消極的になったり色々な顔が出てくる よね~(笑)そんなこと考えながら 読みました!今作も最高でした!